第二章 5 ムラの親分

シャドウ「北だ。行くぞ。」

ヒュン!

見事に一瞬で着いた。

そこには、紫のダークノーマルタイプのチャオがいた。

???「あ?誰だ?」

シャドウ「お前は?」

ムラク「俺はムラク。手下を持っている。ムラって言う奴だ。」

ラルド(名前が大して変わらない・・・・・・・・)

ラルド「それで、お前の手下とやらが町で暴れていたんだが?」

ムラク「そんなの知らねぇな。でも、俺も今から他の町に暴れに行く。」

シャドウ「させんぞ。ムラのようにしてやろうか?」

ムラク「その様子だと、あいつはやられちまったっぽいな。あんな奴どうでもいい。俺とは格違いだ。その力・・・・・・・・・見せてやるよ!」

シャドウ「カオススピア!」

ラルド「衝撃波!」

ドオオオオオン!!

シャドウ「口ほどにも無い。」

ムラク「効かねぇ!」

ムラクは、砂煙の中から飛び出てきた。

シャドウ「何?」

ムラクは、シャドウの腕をつかんだ。

ラルド「シャドウ!」

ムラク「消えろ!!」

ムラクは、シャドウを投げた。

シャドウは、軽く着地した。

シャドウ「どうした。今のが投げか?」

ラルド「甘いな。」

ムラク「俺は投げは専門じゃないんでね。俺の専門は・・・・・・・」

ラルドの顔面に何かが飛んできた。

ラルド「くっ!」

ラルドはギリギリで避けた。

ムラク「蹴りだ!」

シャドウ「蹴りだけは、なかなかのものだな。しかし、僕たちにはかなわない。」

ラルド「シャドウ。手を出さなくてもいいぞ。私がやる。」

シャドウ「分かった。」

ムラク「一対一か。度胸あるな。」

ラルド「私で格闘で勝負する方が、度胸があると思うが。」

ムラク「俺には関係ねぇな。消えてもらう。」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第132号
ページ番号
11 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日