第二章 1 敵多し

船で双子目島に向かっている途中のシャドウ達。

ゆっくりだがあせらずに、海を眺めている二人。

ラルド「海は青いな。」

シャドウ「ああ。これも自然的なことなんだな。」

ラルド「自然・・・・・・・・・か。」

シャドウ「双子目島へ着くにはあとどのぐらいだ?」

ラルド「ずっとこのスピードなら10分くらいだろう。」

シャドウ「少しゆっくりできそうだな。」

ザッパァーン!!!

海から水色のチャオが3体出てきた。

ミズ三兄弟「三兄弟登場!」

ミズ長男「貴様等をぶったおす!」

ミズ次男「ゆっくり出来るのも今のうち!」

ミズ三男「水色の遺伝子と水の遺伝子を持つ俺たちにはかなわない!」

シャドウ「ラルド。双子目島に行ったら情報収集と言ったが、知り合いがいる。まず、そこによらせてもらえないか?」

ラルド「かまわない。」

ミズ三兄弟(無視かよ・・・・・・・・・)

ミズ長男「おい!そこの黒いの!」

シャドウ「うるさい。」

シャドウはカオススピアを放った。

ミズ長男「ぐはぁ!」

ミズ次男「兄ちゃん!!」

ミズ三男「よくも!水鉄砲!!」

ラルドは黙って、水を手で払った。

ラルド「衝撃波。」

ミズ三男「ぐはっ!」

ミズ次男「ああっ!」

シャドウ「さっきいった知り合いだが、双子目島最強のチャオだ。・・・・・・・マッスルの父親だ。」

ラルド「となると、武術家か。私も戦う。」

シャドウ「あの人なら受けてくれるはずだ。」

ミズ次男(また無視ですか・・・・・・・・・)

ミズ次男「でもねぇ・・・・・・・この船どうなるかなぁ?」

グラグラグラグラグラ!!!!!

船がゆれ始めた。

シャドウ「なんだ!?」

シャドウは船の下を見た。

ミズ長男「この船破壊してやるぜ!」

ミズ三男「同じく!」

100匹の手下「アイアイサー!!」

シャドウ「やばくないか?」

ラルド「仕方ない・・・・・・・・倒す。」

シャドウ「ホーミングカオススピア30連発!」

手下たち「ぎゃああああああああ!!!!」

手下30匹が気絶した。

ミズ長男「どんどん壊せ!!」

70匹の手下「アイアイサー!!」

ミズ次男「おりゃあああああああ!!!」

ミズ次男が殴りかかってきた。

シャドウ「真・スピアショット!!!」

次男は吹っ飛んだ。

ラルド「百烈衝撃波!!」

手下+ミズ兄弟「ぐわあああああああああああああ!!!!」

全員気絶して、海にプカプカ浮いている。

シャドウ「やはり、数だけでは勝てるはずが無いな。」

ラルド「ああ、証明にもなった。」

シャドウ「双子目島はあと少しだな。」

ラルド「あとちょっとだ。少しスピード上げるぞ。」

ブオオオオオ・・・・・・・・

シャドウ「よし。行くぞ!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第132号
ページ番号
7 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日