第一章 3 力試し

シャドウ「で、その服装はなんだ?」

???は、黒いフードとマントを羽織っている。フードで少し目が見えない。
分かるのは、青チャオということだけ。

???「いや・・・・・・これは何でもない。」

シャドウ「名前はなんと言う。」

ラルド「私は・・・・・・・・・ラルドだ。」

シャドウ「じゃあ、ラルド。もう一度言うが、仲間になってくれないか?」

ラルド「・・・・・・あなたの力を試させてから決める。」

シャドウ「何?」

ラルド「この噴水を中心に、北に広いところがある。あなたが来たのは南。つまり反対方向だ。そこで、少し戦おう。」

シャドウ「ああ・・・・・・・・・」

二人は北へ行った。そして、広い原っぱへついた。

シャドウ「どうなっても知らんぞ。」

ラルド「あなたもね。」

シャドウ「たいした自信だが、僕はDBCを倒したチャオだぞ?」

ラルド「いい勝負になりそうだ。」

シャドウ(・・・・・・何?)

シャドウ「カオススピア!!」

ラルド「衝撃波!!」

キィン!

シャドウ(マッスルの技だと!?)

ラルド「地震!!」

シャドウ「くっ・・・・立てない!」

ラルド「もらった。ナックル!」

シャドウ「もらったのはこっちの方だ。真・スピアショット!!」

ラルド「くっ!」

ラルドは、ジャンプで避けた。

シャドウ「ホーミング・カオススピア30連発!!!!」

ラルド「百烈衝撃波!!!」

キィィィィィン!

全てが相殺した。

シャドウ「何故そんなにマッスルの技を使う?」

ラルド「マッスル?誰だそれは。」

シャドウ「さっきからのあなたの技は、昔の仲間のマッスルの技と同じだ。」

ラルド「知らないな。だが、私は武術使い。あの技は武術界では基本の技。武術使いなら全員使う技だ。」

シャドウ「そうなのか・・・・・・・」

ラルド「それはそれでいいが・・・・・・あなたは合格だ。仲間になろう。」

シャドウ「いいのか?」

ラルド「別に私はかまわんが。」

シャドウ「ありがとう・・・・・・・・とりあえず、この町を案内してくれないか?」

ラルド「ああ。」

シャドウ「あと・・・・・僕の話も歩きながら聞いてくれ。」

そして、シャドウは今までの事を全て話した。

ラルド「分かった。それならなおさらだ。と、その前に案内だったな。」

シャドウ「お願いする。」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第132号
ページ番号
3 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日