第7章 最初の島 51 シャドウ編 シャドウの死!?

二人の高速勝負が始まった!

シャドウ「遅いぞ!カオススピア!」

ウィップ「まだ50%の速さですよ。では、70%!」

ビュン!

カオススピアは、当たらなかった。

シャドウ「70%で僕の50%と同じ速さか・・・・・・・」

ウィップ「50%ですか!?」

キキィィーーーー!!

ウィップは止まった。

共にシャドウも止まった。

ウィップ「相手の得意な勝負に持ち込んだら勝てませんもんね。」

シャドウ「いい判断だ。だが!」

シャドウは、また高速で動き始めた。

ウィップ「またですか?でも、それでは勝てませんよ?」

シャドウ「それはやってみなければ分からない。」

ウィップ「ならやって見せましょう。ウッド・ニードル!」

ウィップは、全方向にウッド・ニードルを飛ばした。

シャドウ「オーラ・バリア!」

ウィップ「それを待っていました!草の呪い!」

ウィップがそう言った瞬間、オーラバリアにたくさんの草が貼り付けられた。

シャドウ「何!?」

そして、シャドウは動きを止めた。

シュゥゥゥゥ・・・・・・

シャドウ「力が抜ける・・・・・・なんだこれは!」

ウィップ「その草はあなたのエネルギーを吸い取ります。それに・・・・・・・」

シャドウ「な、なんだ・・・・・・」

ウィップ「オーラ・バリアの気を爆発に変換し、あなたは植物に寄生され、さらにエネルギーを吸い取られるでしょう。」

シャドウ「何故この技を最初から使わなかった・・・・・・・」

ウィップ「必殺技は取っておいたほうがいいでしょう?」

シャドウ「くっ・・・・・・オーラ・バリアが消えた瞬間、僕の死の時か・・・・・・・・」

スゥ・・・・・・・・

ウィップ「あなたのバリアが薄れてきましたよ?」

シャドウ「く、くそ・・・・・・・・」

ドガアアアアアアアアアアン!!!!!

その煙の中には、倒れているシャドウがいた。

ウィップ(あなたは立ち上がれます。そして、負けない・・・・・・・・・・)

ウィップ「これで私の勝ちですかね?」

ウィップは思っていることとは、別のことを言った。

その思っている事は、どういう意味なのか?


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
133 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日