第7章 最初の島 45 好敵手「ライバル」
シャドウ「次は「???」レベル・・・・・誰が待っているんだ?」
シャドウは階段を駆け上りながらそう言った。
マッスル「さあね!行けば分かる!」
シャドウ「ああ!」
シャドウ達は、次の階に着いた。
そこは、シャドウの見覚えのある場所だった。
???「待ってたぞ、シャドウ。」
シャドウ「ダーライ!」
ダーライ「お前と戦いたい・・・・・・・前と同じ状況で・・・・・・・勝負だ!シャドウ!」
そう、ここは昔シャドウとダーライが戦った草原にそっくりだった。
シャドウ「同じ状況ではない。あの時は友関係だった・・・・・・・・しかし、今は敵関係だ!」
ダーライ「どんなのでもかまわない・・・・・・・お前と戦いたい!!」
シャドウ「みんな、この草原の岩陰に隠れていてくれ・・・・・・・・危険だ。」
マッスル「分かった。・・・・・・・・勝てよ。シャドウ。」
マッスルはそういい残すと、みんなを連れて岩陰に隠れた。
マッスル達の避難を確認したシャドウは、ゆっくりとダーライの方を向いた。
シャドウ「本気なんだな・・・・・・ダーライ・・・・・・・・」
ダーライ「俺は本気だ。」
シャドウは一瞬悲しそうな顔をすると、決心を決めたようにダーライを見つめた。
シャドウ「行くぞ!カオススピア!!」
ダーライ「へへ・・・・・ついにきたか。エアロガード!」
ダーライは風の守りでカオススピアを防いだ。
ダーライ「ソニックアタック!!」
ダーライは、速攻で攻撃して来た。
シャドウ「カオス・コントロール!」
ダーライ「ちっ!どこだ!」
シャドウは上空にいた。
シャドウ「カオススピア・レイン!!」
シャドウは、上空からカオススピアを雨のように放った。
ダーライ「何!?」
ドドドドドドドドドドオオオオオオオオン!!!
地面はものすごい音を立ててぐしゃぐしゃになった。
その勢いで、ものすごい風圧が部屋全体にかかった。
マッスル「くっ!みんな!大丈夫か!?」
ソニック「何とか!」
ナイツ「僕も大丈夫!エイリアさんもね!」
マッスル「それにしても、シャドウ・・・・・・・リミッターが外れたように強くなった・・・・・・・」
ソニック「まさか!」
ナイリア「え?何?」
マッスル「そのまさかだな・・・・・・・・シャドウはいままで周りを気にして戦っていたんだ・・・・・・・・俺たちが避難したから、今本気で戦っているんだ!」
ナイツ「今までのでも本気じゃない・・・・・・・・」
マッスル「よし!みんな!この戦いを見届けよう!シャドウの本気を!」
すごい風圧の中からダーライが姿を現した。
ダーライ「この風圧を利用する!エアーグレイブ!!」
ものすごい風の攻撃がシャドウに向かっていく。
シャドウ「オーラ・バリア!!そして、カオススピア!」
ドオオオン!!!
ダーライ「ぐわっ!」
シャドウ「うおおおおおおお!!!!」
シャドウはダーライに向かって走った。
ダーライ(強いなぁ・・・・・・・・・シャドウ・・・・・・・・・でも、俺は勝つ!!)
続く