第7章 最初の島 43 ライトカオスの強さ

ソニック「俺の友を殺し、馬鹿にするなんて・・・・・・」

カオス「だからどうしたと言うのだ。」

ソニック「お前を殺す!ソニックウィンド!!」

カオス「馬鹿が・・・・・」

ヒュン!

カオスは消えた。

ソニック「俺も行くぞ!音速の力!!」

ヒュン!

ソニック「ソニックウィンド!!」

カオス「効かない・・・・・・・」

カオスは見えなくなった。

ソニック「どこだ!?」

カオス「お前の目の前だ。」

ソニックは音速の力をやめた。

ソニック「いないぞ!」

カオス「お前には見えないだろう・・・・・・」

カオスはそういって、ソニックを殴り飛ばした。

ソニック「ぐああ!」

バアアアアアン!!

ソニックは壁に叩きつけられた。

カオス「このまま天井の針に串刺しにしてやろう。」

カオスはソニックをつかんだ。

ソニック「見えなくても捕まれているなら場所くらい分かる!至近距離ブルーウィンド!」

青く鋭い風がカオスを貫通した。

カオス「俺は透明だ・・・・・・・全ての攻撃を受け付けない。」

ソニック「な・・・・うおあっ!?」

カオスはソニックを天井に投げつけた。

ソニック「俺は食らわないぜ!」

ソニックは剣を一本取り出し、天井の針を叩き切った。

カオス「地形ばかりに気を取られるとはたいしたこと無いな。」

カオスは、またソニックをつかんだ。

ソニック(俺のやったコピートレーニングのカオスとは大違いだ・・・・・・!)

ソニック「あの管理人め!!」

カオス「な、いきなりどうしたのだ!?」

ソニック「隙あり!二刀流・破壊刃!!」

ところがまた貫通し、壁に破壊刃が当たった。

ドガアアアアアアン!!

ソニック「何故だ!なんで当たらない!」

カオス「透明には何も当たらないのだ!」

マッスル「違うぞ!ソニック!!」

カオス「何がだ?」

マッスル「よく聞け!ソニック!透明でも、当たらないなんて事は無い!当たらないということは、そこに物質が存在してないって事だ!今、見えないカオスと戦っているそうだが、そいつは本物じゃない!」

ソニック「さっき捕まれたぞ!?」

マッスル「奴の手は伸縮自在だ!どこかから手を伸ばしてるんだ!」

ソニック(いつもはとぼけてるけど、こういうときはすごいなぁ・・・・・)

ソニック「ありがとよ!マッスル!!さあ行くぜ!カオス!!!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第128号
ページ番号
125 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日