第7章 最初の島 34 「究極」レベル

シャドウ達は、全員部屋から出てきた。

シャドウ「ふう・・・・・・」

ナイリア「どうだった?」

マッスル「あー、強かった!」

カイザー「勝ったんだろ?」

マッスル「まあね。」

ソニック「それにしても、結構いい奴だった。」

エイリア「私の相手はすごい気楽なチャオだったけど、最終的にはちゃんと正義の道に・・・・・」

ナイツ「え?僕の相手もいい道に進んでったよ。」

シャドウ「根はいい奴らなんだ。僕の相手もそうだった。」

マッスル「俺も。」

カイザー「まあ、全員この城から離れて、良かったというわけだ。」

ダークブラックカオス(やはり、あいつらはそういう心を持っていたか・・・・・・・)

シャドウ「ダークブラックカオスか。」

ダークブラックカオス(まあいい。私から逃げたいものは逃げればいい。)

シャドウ「逃げたのではない。自分の新たな道へと進んだだけだ。」

ダークブラックカオス(ふん!だからといって、私の元を離れたことに違いは無い。・・・・・・・・くっくっくっ。カイザーよ。お前の相手を次の階に待たせておく。「最強」レベルのお前が・・・・・・・おっと。「元最強」レベルだな・・・・・・・そのお前が、「究極」レベルのあいつに勝てるかな・・・・・・?)

カイザー「・・・・・・・・・・」

シャドウ「「究極」レベルは誰だ?知っているようだが・・・・・・」

カイザー「・・・・・・・ゼロだ・・・・・・・」

シャドウ「な!」

マッスル「ん!?」

ナイツ&エイリア「え!?」

ナイリア「あの・・・・・大会の?」

カイザー「知っているのか?」

シャドウ「知っている・・・・・・と言うよりは、戦ったことがある・・・・・・と言ったほうが正しいだろう。」

カイザー「あのゼロと戦ったのか!?」

シャドウ「ああ。この間の大会でな。決勝戦で戦ったのだが、一応僕が勝った。」

カイザー「ゼロに・・・・・・・・勝った・・・・・・・」

シャドウ「あいつは強い。しかし、心なら勝てる。心で勝て!カイザー!」

カイザー「ああ!行くか!」

全員は階段を駆け上がった。

するとそこは、宇宙のような空間だった。

シャドウ「この世にこんな空間が存在するとは・・・・・・」

ゼロ「久しぶりだな。シャドウ。」

シャドウ「ゼロ・・・・・お前は、カイザーと戦うのか?」

ゼロ「俺は戦う。そして、勝つ。それだけだ・・・・・・」

カイザー「ゼロ。俺は負けない。勝負だ!!」

ゼロ「いいだろう。かかってこい。」

シャドウ「・・・・・・・・・・・・」

シャドウ(本当に心を奪われたか?ゼロ・・・・・・・)


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第125号
ページ番号
115 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日