第7章 最初の島 6 カブトチャオ
シャドウ「最後だ・・・・どの扉だ?」
ぎぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・
マッスル「なっ!勝手に扉が開いた!?」
シャドウ「最後は自分から勝負というわけか。」
ソニック「上等だぜ!」
全員は、部屋に入った。
エイリア「またジャングル?」
???「その中でクワガー殺した人、手上げて。」
エイリア「はーい!」
???「お前かぁ!!俺がぶっ殺してやる!!」
エイリア「何?あなたは何者?」
カブトル「俺はカブトル!クワガーの兄弟だ!!同時に生まれたから、どっちが兄か分からないが。」
エイリア「そういうことね。なら勝負!」
カブトル「サイクロン・スロー!!!」
カブトルは、エイリアに角を引っ掛けて、上に回転しながら放り投げた。
エイリア「火の魔法!!」
しーん・・・・・・・・・
カブトル「ここで、魔法はできん!」
エイリア「え?かなり不利じゃん!」
カブトル「めった打ち!!」
カブトルは、角で連続で突いて来た。
エイリア「痛い!痛い!」
カブトル「とどめだ!はぁ!」
カブトルは渾身の一撃を放った。
エイリア(な、何か防御するもの・・・・あ、あった!)
ガキィィィィィン!
カブトル「何!?」
エイリア「ふう・・・・何とか防いだ・・・・」
エイリアは、あの魔導師の杖で防いでいた。
カブトル「それは、ダークチャオ5人衆の!」
エイリア「え?誰?」
シャドウ「あいつらは、僕とマッスルで倒した。」
マッスル「まだ、二人だった時にな。この島の山に行ったら、あの5人衆がいたんだ。そんで、全員武器置いて、逃げていったから拾っておいた。」
エイリア「へぇ~初めて知った。」
カブトル「な!お前ら、あの5人衆を倒したのか!?しかも、二人で!!」
シャドウ「ああ、そうだが?」
カブトル(こいつら・・・・かなり強いな・・・・)
エイリア「隙あり!ていやー!!!」
エイリアは、杖で殴りかかった。
カブトル「し、しまっ・・・・」
ゴーーーーーーーーン!
カブトルは倒れた。
カブトル「まともに、視界が見えない・・・・勝負を続行するのは無理だ。お前の勝ちだ。」
エイリア「あなたも、ダークブラックカオスに本気でついていってないの?」
カブトル「ああ、そうだが。あんな奴に本気でついていくのは、「幹部」レベルくらいだぜ?」
エイリア「ここのチャオ達は、レベルとか決まっているの?」
カブトル「ああ。一階は「したっぱ」レベル。二階は「戦闘員」レベル。そのあとは忘れたけど、たしか「側近」レベルがあった。」
シャドウ「あいつらだな。」
マッスル「ああ・・・・」(アルンさんもいるのか・・・・)
カブトル「まあ、強い奴と戦えてよかったぜ。じゃあな。」
シュン!
カブトルは消えた。
シャドウ「これで一階は終わりか。」
ガコン!!
マッスル「なんだ今の音は!?」
全員部屋から出た。
シャドウ「階段が3つに分かれてる・・・・」
マッスル「3つに分かれなきゃいけないのか。」
ナイツ「じゃあ、僕はエイリアさんと。」
エイリア「真中の階段行くね。」
マッスル「シャドウ。俺と行こうか?」
シャドウ「ああ。そうするか。」
ナイリア「と、なると私は・・・・」
ソニック「俺とか。まあ、よろしく!」
ナイリア「良かった!強いのと組めて!」
ソニック「じゃあ、俺たちは右の階段を。シャドウ達は左の階段を頼む。」
全員は分かれて、階段を進んでいった。
続く