第7章 最初の島 5 クワガタチャオ

シャドウ「扉を探すほうが大変だ・・・・・」

マッスル「ぶち壊してみようか。衝撃波!!」

がきぃん!

マッスル「効かない・・・・やっぱ探すしかないのか。」

ガチャ!

エイリア「開いたよ。」

ぎぃぃぃぃぃ・・・・

全員入った。

ナイツ「ジャングルみたいな場所だね。」

エイリア「ここには誰がいるんだろうね?」

クワガー「俺がいるのさ!俺はクワガー!この場所なら負けないぜ!」

エイリア「私が勝負しようか?」

クワガー「けっ!女か!話になんないぜ!」

ナイリア「女ってなめると怖いよ。」

クワガー「お前も女か。何が怖いだ!全然強くないのにそんな事言うなよ!」

エイリア「ナイリア。私がやるから下がってて。」

クワガー「おっ!やる気か!」

エイリア「あんた・・・・なめたら死ぬよ?水砲弾!!」

クワガー「あー、冷てぇ!気持ちいいなぁ。こっちも行くぜ!しめあげ!!」

クワガーはエイリアをはさんで、しめあげた。

エイリア「く、苦し・・・・」

ぐぐぐぐぐぐぐぐぐ!

クワガー「このまま、ちょん切ってやるぜ!」

ぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!

エイリア「う・・・うう・・・・」

エイリアは、きゅうちに追い込まれた。その時!

ピキィン!

エイリアは、体が光った!

エイリア「火の魔法!大炎上!!!」

ごおおおおおおおおう!!!!

ジャングルは燃え始めた。

シャドウ「ウォーターバリア!」

シャドウのウォーターバリアで、戦っている二人以外は水に守られた。

シャドウ「こっちは守っておく!そっちは思う存分にやれ!」

エイリア「どんどん魔法力が高まっていく・・・・大炎上・進化!ビック・バーニング!!!!」

炎はどんどん熱を上げていった。

クワガー「んな!?ジャングルが!!やばい!俺にも火が!ぐわあああああああああ!!!」

エイリア「勝てると思っていると、負けるよ。そういうの「油断」って言うんだよ。」

クワガーについていた火を、エイリアが消した。

クワガー「これが「油断」か・・・・女に教えられちまったな。ありがとうな。俺たちは、負けたらあの世に行くって決まっているからな。あのお方の意思で。俺はあいつに本気でついていっているわけじゃあない。デスも言ってただろう。ちなみに、この城の一階はあと一人だ。ほかの扉は幻だ。一階の奴らは全員「したっぱレベル」だからな。二階は気をつけな。じゃあな。」

しゅん!

クワガーは消えた。

エイリア「最後にいい事を言ってくれてありがとう・・・・」

ナイツ「鍵は拾っておいたよ。一階の最後の敵を倒しに行こう!」

みんな「おう!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第121号
ページ番号
86 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日