第6章 再び 42 決勝 シャドウVSゼロ 後編

シャドウ「第三ラウンドだと!?」

覚醒ゼロ「俺は覚醒した・・・俺は負けない・・・」

シャドウ「覚醒・・・?」

覚醒ゼロ「新月輪」

シャドウ「なんだこのわっかは!?」

覚醒ゼロ「もう一発」

シャドウ「うっ!目の前で止まった・・・?」

覚醒ゼロ「電刃零」

回転した刃が向かってきた。

シャドウ「ぐぅ!斬られる!」

シャドウは避けた。すると、さっきの止まった新月輪が動き出した。

シャドウ「ぐっ!」

シャドウは倒れた。そのおかげで、新月輪に当たらなかった。

覚醒ゼロは、足のジェットでシャドウのところまで来た。

覚醒ゼロ「真・滅閃光」

そこらの地面から無数のゼットバスターがとび出てきた。

シャドウ「ぐわあああああ!!」

シャドウは倒れた。そして気を失っていた。

覚醒ゼロ「俺は今・・・とてもすっきりしている・・・こんな気持ちは初めてだ・・・・・お前は、死ね」

覚醒ゼロはシャドウにとどめを刺そうとした。すると、シャドウが起き上がった。

覚醒ゼロ「しぶとい奴め・・・」

シャドウ「・・・・・・・」

シャドウは気が抜けているみたいだった。そして、目も開いていない。

マッスル「どうしたんだ!シャドウ!!!」

シャドウ「・・・・・・・・」

スピア「あれは!!」

マッスル「な、何!?」

スピア「無心の境地!無心になった時、潜在能力を超える力になる!!」

覚醒ゼロ「だからどうした・・・電刃零」

ぱきぃん!

シャドウ「・・・・・」

ソニック「なんだ!?体に当たった瞬間、あれが消えた!?」

フルード(今、一瞬で手で叩き割った・・・・・私も、暇があったらあいつらと戦おう・・・)

覚醒ゼロ「ふん。それがどうした。真・滅閃光」

シャドウ「・・・・・・」

シャドウは黙って、地面に触れた。

すると、真・滅閃光はでてこなかった。

覚醒ゼロ「何故だ・・・こいつは一体・・・」

スピア「今、シャドウは地面に、すごいエネルギーを送った。そして、真・滅閃光を地面の中で消した。すごいぞ・・・シャドウ!」

覚醒ゼロ「終わりだ。幻夢零」

二つの刃が、すごい勢いで向かってきた。

スピア「逃げろぉ!シャドウ!!それは、一撃必殺技だぁ!!」

シャドウ「・・・・・・」

シャドウは黙って手を前に出した。

どがあああああああああああああああん!!!

覚醒ゼロ「終わったな・・・」

シャドウ「・・・・・・・」

しかし、シャドウは立っていた。右手を前に出して・・・

覚醒ゼロ「まさか、片手で防いだのか・・・!?ありえない!幻夢零!!!」

シャドウ「終わりだ・・・・・・」

シャドウは、片手で幻夢零をはじき返した。

覚醒ゼロ「幻夢零が俺に戻ってきた!?ぐわああああああ!!!」

覚醒ゼロから、邪悪な気と、赤いオーラが消えた。

ゼロ「はっ!俺は何を・・・」

シャドウも元に戻った。

シャドウ「気にするな。悪に気を盗まれただけだ。」

ゼロ「そうか・・・シャドウ、耳を貸せ。」

シャドウ「なんだ?」

ゼロ(俺はダークブラックカオスの元について、いろいろ探っている。城のありかは、頭島だ。)

シャドウ(頭島!?僕たちがいた最初の場所じゃないか!?)

ゼロ(がんばれよ。いつか力になってやる。じゃあな。)

ゼロはスタジアムから出て行った。

フルード「シャドウ選手が残っている!と言うことは、シャドウ選手優勝!!鍵をどうぞ!」

シャドウ「ありがとう。僕たちは先を急いでいる。もう行かなければならない。じゃあ。」

シャドウと、その仲間は出て行った。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第120号
ページ番号
81 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日