第6章 再び 39 準決勝 ナイツVSゼロ

フルード「では、続いての準決勝!!ナイツVSゼロ!!ゼロ選手はいままで、ずっと圧勝の最強の選手でした!!それに対しナイツ選手は、ぎりぎりで勝ち進んで来ました。しかし、時々とても強くなる時がありますが、あれは何なんでしょうか?ここで出せるか!ナイツ選手!」

ナイツ「最強のゼロ・・・か」

ゼロ「お前は、この前の試合で、オーラを出して強くなっただろう。あれはなんだか分かるか?」

ナイツ「え?分からないけど・・・」

ゼロ「あれは、お前の潜在能力だ。つまり、お前の本当の力だ。」

ナイツ「あれが・・・僕の本当の力・・・」

ゼロ「今、お前の潜在能力を開放してやる。それでかかって来い。」

ナイツ「開放させるなんてできるの!?」

ゼロ「ああ、できる。はぁ!」

ナイツはオーラに包まれた。

ナイツ「本当だ・・・すごい力だ・・・」

ゼロ「始めよう。」

ナイツ「あなたは一体・・・?」

ゼロ「俺はただの出場者だ。行くぞ!ゼットバスター!」

ひゅん!

ゼロ「速いな・・・上だな。巨大ゼットバスター!」

ナイツ「竜巻!」

巨大なゼットバスターは、竜巻に巻き込まれた。

ゼロ「やはりバスターじゃ勝てないか・・・ならば!」

すぱああああああん!

竜巻が真っ二つになった。そして、風がスタジアムの外へ吹いていった。

ナイツ「ソニックバード!」

びゅん!!!!!

ナイツはすごいスピードで落下した。

ゼロ「ぐぅ!」

ゼロは何とかふんばった。

ゼロ「強い・・・これほどとは・・・」

ナイツ「いくよ!シャドーキャッチ!」

ゼロは残像につかまれた。

ゼロ「ふん!」

残像は振りほどかれて消えた。

ナイツ「新風圧弾!」

ゼロ「本気で行くぞ!!ゼットセイバー!獄門剣!!」

きぃん!

新風圧弾は、ゼロの防御ではじき返された。

ナイツ「何!?ぐわあ!」

ゼロ「本当の獄門剣はまだだ!」

ナイツ「空中回転かかと落し!!」

ゼロ「獄門剣!!」

ゼロは、カウンターで叩ききった。

ナイツ「危なかった・・・」

ナイツはぎりぎりで避けていた。

ゼロ「俺が本気を出したら誰も勝てない!!飛影刃!!」

ナイツ「何だ!?この衝撃波は!」

ナイツは避けようとした。しかし、追跡してきた。

ナイツ「やばい!」

ずばぁ!!!

ナイツの手がえぐれた。

ナイツ「うわああああああああああ!!!!」

ゼロ「俺の勝ちだ。」

フルード「ゼロ選手が勝ちました!と言うことで、決勝は、シャドウVSゼロになりました!!」

ナイツ「うう・・・・水の魔法!」

ナイツは回復した。

ナイツ「ありがとう。こんなに面白い勝負をしてくれて。」

ゼロ「この大会でゼットセイバーを使うことは無いと思っていた。しかし、強い奴がいたな。ナイツ。シャドウは強いか?」

ナイツ「強いよ!僕よりも。強さはいえないよ。いつも、想像を越えているから・・・」

ゼロ「そうか・・・ならば、本気でいこう。俺たちの試合を見ていてくれ。」

ナイツ「はい!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第120号
ページ番号
78 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日