第6章 再び 38 準決勝 マッスルVSシャドウ

フルード「つ、ついにあの二人がバトルです!!マッスルVSシャドウ!!情報によると、シャドウ選手の方が強いそうですが、見る限りでは、互角なのでは!?」

マッスル「このときを待ちわびていた・・・昔から、勝負したかった・・・」

シャドウ「その期待を裏切らないような勝負をしよう。僕は本気で行くぞ!!」

マッスル「ああ!行くぞ!衝撃波!!!」

シャドウ「カオススピア!!」

ばきぃ!!

カオススピアははじけて消えた。

シャドウ「なっ!カオススピアが力負けした!?」

マッスル「いけぇ!!」

どすっ!

シャドウ「くっ!威力が高いな・・・音速の力!!」

マッスル「来たか!!」

シャドウ(よし、後ろから・・・)

マッスル「修行の成果を見せてやる!!後ろ回し蹴り!!」

ばきぃ!!!

シャドウ「ぐはっ!」

マッスル「ナイリアの攻撃を、返す修行で、反射神経はバッチリだ!」

シャドウ「そんな修行を・・・ならば・・・僕の修行の成果!とくと見るがいい!!」

シャドウはスピアを取り出した。

マッスル「槍か。俺の武術でそれに勝ってやる!!」

シャドウ「それは無理だ!!スピア・ショット!!」

マッスル「白羽取り!!」

ぱしっ!

マッスル「どうだ!取ったぞ!」

シャドウ「もう一発行っているぞ。」

マッスル「回し蹴り!!」

ばきぃん!

スピア・ショットははじかれた。しかし・・・

マッスル「くっ。足が・・・」

マッスルの足から血が出ていた。

マッスル「こんなことじゃあくじけない!地衝撃!!」

シャドウ「ふっ!」

シャドウは、地面に槍を刺した。

シャドウ「これで、衝撃波は消えたぞ。」

マッスル「それはどうかな!全面地衝撃!!」

どおおおおおおおおおおおん!!!

シャドウ「オーラバリア!」

ぶぅん!

マッスル「防がれたか!」

シャドウ「ああ。行くぞ!!ホーミング・カオススピア30連発!!」

マッスル「やばい!ぐわぁ!!」

シャドウ「僕の勝ちだ!マッスル!」

マッスル「まだまだ!全面地衝撃MAX!!!」

どがあああああああああああん!!

地面が大爆発を起こした。

マッスル「はぁはぁ・・・やったか?」

・・・・・・・・・・・・・・

マッスル「シャドウがいない!?」

シャドウ「カオス・コントロール!!」

マッスル「え?」

シャドウ(気を集中!!)

マッスル「くっ!体の中に気の渦が!」

シャドウ「おわりだ!!」

ぱぁん!

マッスルの体の中で、気が爆発した。

マッスル「くぅ・・・げぼぉ!」

マッスルは血を吐いた。

マッスル「やっぱりシャドウは強いなぁ・・・」

シャドウ「全面地衝撃のときはやばかった。空にカオス・コントロールをしておいて正解だった。お前も強くなったな。」

マッスル「ありがとう。お前は決勝戦をがんばれ。」

フルード「シャドウ選手が勝ちました!!マッスル選手!惜敗です!!シャドウ選手、決勝戦進出です!!」

観客「わああああああああああああああああ!!!!!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第120号
ページ番号
77 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日