第6章 再び 27 Bブロック 勝ち残り一回戦&二回戦

フルード「では、Bブロック勝ち残り一回戦!ブラッドVSアップです!ブラッド選手のあの攻撃をしのげるか!?」

ブラッド「血だ・・・吸ってやる・・・」

アップ「気持ち悪いなぁ。スピードアップ!パワーアップ!」

ヒュン・・・

アップ「このスピードについてこれないだろう!はっはっはっ!タックル!!」

ブラッド「・・・」

ヒュン・・・

フルード「おおっと!ブラッド選手も消えたぞーーー!!!速い!!」

アップ「え?何でだ!?」

ブラッド「俺の・・・実力だ・・・お前・・・死ね・・・・・・ブラッド・シー・・・」

あたり一面は血の海となった。

アップ「くそっ!動きにくい!」

ブラッド「やっと・・・・血を吸える・・・・・血よ・・・・・あいつの血を吸え・・・」

アップ「うああああああああああ!!!」

ブラッド「もう・・・誰も生き残さない・・・」

フルード「アップ選手死んでしまったーーーー!!このブラッド選手に勝てるのは誰か!それとも、こいつには勝てないのかーーーーー!!続いて勝ち残り二回戦!メルVSホールです!さあどうぞ!」

メル「やっと番が来たーーー!」

ホール「本当に長かった。じゃあ、始めようか!」

メル「行くよ!ダブルスパンク!」

ホール「くっ!打撃技は異次元を超えられない・・・ブラック・ホール!!」

メル「わあぁあ!?」

ホール「吸い込んでやる!追加!ホワイト・ホール!」

ホワイト・ホールがメルの後ろに回りこんだ。

ホール「このホワイト・ホールは、ブラック・ホールとは逆で、反発するんだ!後ろから反発すれば、ブラック・ホールに近づくだろう!」

メル「えーーーい!こうなったら!ドラグーンへ変身!」

ホール「何!?」

メル「変身完了!行くよ!五連続攻撃!」

ホール「くっ!ハンマーが大きくて避けられない・・・それに・・・威力もある・・・くそぉ!ダブル・ブラックホール!!」

メル「きゃあ!」

ホール「これで体が引きちぎれるだろう!これにかける!!」

メル「無理だよ!フリージングリング!」

ブラックホールは凍りついた。そして、ホールも凍りついていた。

メル「もう、僕の勝ちだよ!」

ホール(と、とりあえず、氷をどうにかしてくれ・・・)

メル「氷解除!」

ぱきぃぃぃん!

ホール「俺の負けか・・・初めて女に負けたよ。俺の分もがんばってくれよな!次は、あのブラッドだ・・・気をつけろよ・・・じゃあ、俺は修行に戻る!じゃあな!」

メル「ばいばーい!がんばってねー!」

フルード「おっと!これは予想外の展開だーーー!!メル選手の勝ちーーー!!次はCブロック!お楽しみにー!!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第119号
ページ番号
66 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日