第二話

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「はい、こちら燈山・・。影山君?」
「突然ですまない。さっそくだが、家は可笑しくないか?」

「んー。なんと言うか。オカシイって言えばオカシイなー。」
「カオスドライブって言う変な物も落ちてたしねー。」

「何色だった?俺の家も落ちていたが、赤だったぞ。」
「僕は銀だったけど・・。」

「今から影山君の家に行っていいー?」
「出られるのか?」
「カオスドライブを持ったら出られたよー。」

「・・・・分かった。」

プツッ
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「水谷か?風間だ。」
「何の用なの?」

「家はどうなっている?」
「変。」
「出られないし。もう最悪。」

「変な物も落ちてたし。」
「カオスドライブか?」

「そんな名前だったような気がする。」
「紫色だったわ。」

「こっちは青だ。」
「あ、持ってみたら出れたわ。」

「どうやって?眩しくなって・・・・気付いたら玄関前に居たわ。」
「分かった。じゃあな。」
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プルルルルルルルルルル・・・。

「はい、こちら獣白・・。」
「亀山だけど・・・。家は大丈夫?」

「出られない・・・。黒の物体が落ちている。」
「持てば出られるよー。」
「僕に家に来てねー。」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第64号
ページ番号
3 / 6
この作品について
タイトル
清龍物語
作者
めんちかぶ~ら(めんちか)
初回掲載
週刊チャオ第60号
最終掲載
週刊チャオ第67号
連載期間
約1ヵ月19日