第一話

もはやこの家は普通では無い。出ようとも出られない。
窓も何故か鍵が無い。

が、電話はあった。携帯だった。

プルルルルルルル・・・・・。
「はい、こちら亀山です・・。」
「玄武。俺の家がオカシイ。来てくれないか?」
「・・・・・僕の家もおかしい。出口が見当たらないんだ。」

(やはり・・・・。)
「分かった・・・。お前は獣白に電話してみてくれ・・。」
「俺は影山に電話してみる。」

「分かった。バイバーイ。」

マイペースな奴だ・・・・。

影山ももしかすると・・・・。
プルルルルルルルル・・・。

「はい。こちら影山・・・。」
「影山か。風間だ。お前の家はどうなっている?」

「オカシイ。自分の身体さえ可笑しくなっている。赤い羽が落ちていた。」
「こっちは鱗だ。とにかく、この地域のクラスメートに電話してみる。」

鱗・・・?まさか・・・。
「分かった。俺は燈山に電話してみる。風間は水谷にかけてみてくれ。」
「じゃあな。」

プツッ。ツーツーツー。
「水谷か・・・。」

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プルルルルルルル・・・。
「やぁ、亀山だよ。」
「なんだ、亀山君か。何の用?」

「実は、風間君とか、僕の家がオカシイんだ。」
「・・・・、私もよ。出口が見当たらないの。」
「後ね、チャオの事が噂になってるじゃない?」

「ああ、あの謎の生命体の?嘘っぽいけど・・・。」
「でもね、私の家に、【カオスドライブ。チャオが危険に晒された時に使ってください。だって・・・。白の色だったわ・・。」

「僕の家にもあった。緑色だったよ。【チャオに使うとチャオが進化します。】だって。」

「風間君の家にもあるかもよ?亀山君。」
「電話してみるよー。バイバーイ。」

・・・・・・。マイペースな人ね・・・。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第64号
ページ番号
2 / 6
この作品について
タイトル
清龍物語
作者
めんちかぶ~ら(めんちか)
初回掲載
週刊チャオ第60号
最終掲載
週刊チャオ第67号
連載期間
約1ヵ月19日