~場所編~
堅苦しい小説講座でもないんですが、
まぁ、参考文献として、
拾い読みでもしてくだされば結構です。
これを生かすかどうか、どの部分を使うかは、
各個人の自由と言うことで。ちなみに俺の趣味に傾倒してます。
皆さんの知識が増えれば、
もうそれだけでこの文章は意味を成しますからね。
他のHPに献上したモノをこっちに転載(爆
【戦闘場所の種類】
~簡単に書ける戦闘~
ポイント
→簡単な地形での戦闘
→描写が必要ない代わりにキャラ自身の戦闘イメージが重要。
・野戦
草原・荒れ地など、人的建造物がない場所での戦闘です。
「一面~」だという表現さえ入れてしまえば、
後は戦闘だけを書けばいいので情景があまり必要ない。
ただ、一対一の戦闘向けかも。シチュエーション的に。
・要塞戦(籠城戦とも)
どちらかが立てこもっている状態での戦闘。
確かに移動という点に置いてかなり拘束されるので、
表現を考えるならばかなり楽な戦闘。
トーナメントや城攻めもこれに入りますかね。
ただ、あまりこれに頼りすぎるとワンパターンになりがちなので、
さっさと片づけるのも良いかも知れません。
・砂漠戦
まぁ、簡単な理由は野戦とほぼ同一。
ただ、シチュエーションは銀世界かも知れないけど、
以外と砂漠はいろんな地質があるので、
実際に見たことがある人じゃないと書けないかもね。
でも、
暑い・一面銀世界・あり地獄・サソリ、くらい知っていれば、
読者には十分伝わると思います。
~少し難しめの戦闘~
ポイント
→地形戦、環境戦の応用編。
→環境を生かした戦闘、キャラの動きが重要。
・森林戦(密林戦)
木ですね。「木と草と訳の分からない虫」がキーワード。
それを生かしたイベントや戦闘が書けると、
かなりスリリングなシーンになると思います。
・海戦
以外とムズカシイ。船から大砲だけじゃどうも…ね。
まぁ、ポイントは「波」と「太陽」でしょうか。
波で船が揺れたりとか書けるとそれだけで海って感じですね。
あとは、以外と忘れやすい上の部分。
太陽の描写と波が書ければもう海って感じだと思います。
後は、周りに陸が見えるorないだけでも変わってきますよ。
ちょっと古風だけど、「鮫」とか「巨大イカ」入れても良いかも。
(※ジョーズとかゲッソー?)
あぁ、そうだ、海中戦ってのもありです。
注意点はその時は動きを単純に動いたと書かないように。
水の中は「動きにくい」ことを前提にどうぞ。
・山岳戦
山岳地帯での戦闘です。
ポイントは色々種類で分かれますが、
「崖」とか「絶壁」というのは良いかも知れません。
スリリング感が出て、動きが少なくなるので、
書く方としては楽と言えば楽です。
後は高地なら「雲が下に見える」「酸素不足」とかもOK。
雪の中での戦闘。雪山戦とかもこれの類。
「遭難」「雪崩」とかが書けると恐ろしい感が出ますね。
その中にダンジョンがあるとそれらしいかも。
氷上戦はまたそれはそれで面白いですね。
「転ぶ」「落ちる」「すべる」など、個性的な戦闘になります。
~難しい戦闘~
ポイント
→人口建造物の集合や近未来SFでの戦闘を簡単に正確に。
→或る程度ははしょることも考えないとイケナイ。
→作者自身が構造の状況をしっかりと掴んでいること。
・市街戦(廃墟街戦、建造物内戦)
人口建造物が入るととたんにクソ難しくなります。
表現がですね。
特に市街なんてそこら中にいろんなビルがあるので、
全部描写はあきらめた方が無難ですね。
でも、それを完全にシカトされると市街戦の意味がないので、
或る程度は「ビルに逃げる」「屋上から下を狙う」など、
人口建造物を利用した戦闘を。
「廃墟街」を舞台にした戦闘もなかなか面白いです。
…まぁ、なかなか難しいとは言っても、
これが読者に分からせられるほどきちんと書けると、
かなり上手い、と言うより面白いです。
ちなみに俺も市街戦の話は大好き。
んな、俺も人に言えるほど市街戦は書けない…てか、
書いたことがない(爆
・要塞戦(綿密版)
上と同じですね。
本当に計器とかも描写するとなると相当きついかも。
要塞だけじゃなくて、SFの戦闘機や基地など、
どう考えてもサイエンスチックな建造物は難しいですね…。
ただ、「そう言う系の機械を遠目で誰かが操作する」
「主人公がそう言う類に無知」という設定を加えると、
らしい感が出るのに描写はあまり手が掛かりません。
SFを考えている方は主人公を無知にしてみると良いかも。
…
あと、これら戦闘場所で「どうしてマトリックスの描写が難しいか」が、
大体分かるような気がします。
まぁ、アレの場合は激しい動きも大いに関係していますけどね。
~かなり難しめの戦闘~
ポイント
→上陸戦の状況をどうやって書くか。
→キャラがあまりにも自由に動けないので書くのは難しいかも。
→攻めるだけの戦闘パターンをどう打ち崩すか。
・上陸戦
キャラが上陸する側なら、敵は陸から攻めているタイプです。
逆もあるかも知れません。
ただ、これは正確に書こうとするとごちゃごちゃに
(truncated)