34話~技の防ぎあい~

「あだだだだ!!」
レッドメアの叫び声だ。
いきなり悲鳴ではじめるのは止めて欲しい。

「世界観」34話~技の防ぎあい~

「オメガフェニック
「遅い!連続キッ
「玄壁魔翔。」
フェニクがスマッシュに攻撃しようとしたが、
スマッシュが先に攻撃しようとし、
それをアズマが結界で防いだ。
「二人ともまだまだだねぇ・・・。」
返す言葉も無かった。

「フライアタック!」
ヒットがフェニクに攻撃をする!
「ドールマジック!」
リマが防ごうと攻撃する。
「残念、後ろでした。」
一瞬、真上に姿を現し声を出し、
すぐ後ろに移ったのだ。
結局フェニクは人形とアタックの両方を食らった。

「気付いてなかったのかよ。ナイトメアマジック!」
レッドメアがフェニクに攻撃をする!
気付くとフェニクは暗い闇の世界にいた。
「な・・・・皆をどこへ?」
「お前が別の場所にきたんだよ。」
すると、フェニクの周りに火の玉が現れた。
「動け・・な。」
「くらえ!」
レッドメアが四方八方から攻撃をしてくるが動けない。
「ガッ・・・・・」
戻るとフェニクは倒れていた。

「回復・・・・・させてやれないんだった。」
これほどアズマに苦しい事は無かった。
フェニクが担架で運ばれて行く。

「ふぅ。・・・降参するか?」
「オレだけじゃどうにもならないし・・・悪いがリマには決定打となるものが無い。降参だ。」
リマも同意見らしい。何も言わない。

「では・・・この時点で・・・」

「待て!!・・俺がいるだろ?」
審判の言葉をさえぎった。
・・剣翔だ。

「剣翔か。・・・・・・コレなら戦えるな。」
アズマが含み笑いをした。

「こいよ、レッドメアさん。」
「・・・いいぜ。エネルギークラッシュ!」

To be continued

このページについて
掲載号
週刊チャオ第121号
ページ番号
35 / 38
この作品について
タイトル
「世界観」
作者
リノ(チャル,チャチャ,冬楼閑)
初回掲載
2003年9月29日
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約9ヵ月13日