8話~太陽と月~

「ふむ・・・。なるほどな。」
ジュエチャが落ちいついて言う。
感心している様にも思える。

「だから、月と太陽なんじゃ。お前さんとそのシルヴァとやらは。」
ここは、あるレンガ造りの小屋にいる。
一度ステーションスクエアの戻った訳だ。

ジュエチャ達はあの後、
エメラスの誘いで今ジュエチャ達がいる小屋へ。
ステーションスクエアの戻った訳だが、
その小屋の壁をチャオが通り抜けていくのだ。
「ここは、占い師が資格のあると言う者しか入れん小屋だ。基準は知らんがな。実は、ココは前にディープ王が来た場所なのだ。・・まぁ、そのとき俺も入ったんだがな。」
エメラスが少し得意げに言う。
一度切ってから、エメラスが話を続ける。
「で、何も見えないチャオには、当然壁をすり抜ける様に見える。その小屋に入ると、何も見えないチャオは当然その人の姿は見えない。小屋にさわっている時もな。」
フェニクが歓喜の声を上げて言う。
「じゃあ、じゃあボクにも資格があるんだね!」
エメラスが困惑した様子で言う。
「・・・まぁ、資格があるかもしれんが、そうは資格をもつものはいないんだ。因みに、資格のある者のお供とかなら、小屋も見える。まぁ、とにかく小屋に入るぞ。」

小屋の中
?「・・・・来たか。予想はついておった。だが、あまり玄関で立つのは止めた方がええぞ。資格無き者には、馬鹿みたいに立ってるように見えるのでな。」
思いっきり最初から貶されている。
「で、今度の資格のあるものは誰なんだい?じいさん。」
?「エメラス殿、急に王様が居らんくなったら口が悪くなったな。そこの、無口の弟さんだよ。」
「はっ。ではこういう風に話せばよろしいのでしょうか。御爺様。」
エメラスが冗談混じりでいう。
「ホッ。まあ良い。今のでも。で、そこの弟さん。」
ジュエチャが少し驚いた様子で、答えを出す。
「オレか?確かに弟だが・・。何者だ?」
?「まぁ、少し特殊な魔法が使えるだけだよ。霊を呼び出すとか、予知できるとか。で、お前さんの望みは、シルヴァとやらとの関係と、自分の存在やな。」
ずばりと当てられて、ジュエチャは少したじろぐ。
「あ・・、まぁ、そうだが。」
?「じゃあ、まず、その、シルヴァとやらとの関係を。ズバリ、太陽と月じゃ。」
「何故だ?」
他のチャオたちは座って話を聞いている。
?「まぁ、相対関係じゃよ。太陽が昇ると月は見えなくなる。月が昇ると太陽は見えなくなる。あんた達が仲が良かった時は、「日食・月食」と同じじゃよ。」
ココで、一番最初に戻る。
「ふむ・・・。なるほどな。」
ジュエチャが落ちいついて言う。
感心している様にも思える。

?「だから、月と太陽なんじゃ。お前さんとそのシルヴァとやらは。因みにあんたが太陽。そ奴が月じゃ。」
「なるほどな・・・。で、次は?」
ジュエチャが先へ進める。
?「相当のショックを受けると思うが。」
今までより相当真剣だ。雰囲気が違う。
「・・・・ああ。話してくれ。」
3秒くらい沈黙をあけて、言った。
?「隣国の王の後継ぎじゃ。」
ジュエチャが立ち尽くす。
エメラス達も呆然としている。
剣翔は動じないが、実際は相当驚いていた。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第89号
ページ番号
8 / 38
この作品について
タイトル
「世界観」
作者
リノ(チャル,チャチャ,冬楼閑)
初回掲載
2003年9月29日
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約9ヵ月13日