第十一話 ページ1
チャオ。
それは、すんばらしいぷにぷに。(≧▽≦)
チャオ。
それは、こにくらしいぽよぽよ。(≧▽≦)
レアチャオ。
そしてそれは、ゲムキューユーザーのみに許された、神秘のチャオどものことである!
レアチャオ戦隊キャラチャオン!
ぷにっぷに、ぽよっぽよ。つやっつや、ぴゅあっぴゅあ。
誰かがそこらで、泣いている~。
レアチャオ欲しいと、泣いている~。
急~げ、キャラッチャオン~。
ジョイギャリー持って行け~。
画面できらめく、レアチャオ達ぃさ~。
ぷにっぷに、ぽよっぽよ。つやっつや、ぴゅあっぴゅあ。
ぷにぷにで、ぽよぽよなチャオに萌え~、萌~え~~。
ミニキャラな、レアなチャオに萌え~た~ぁ~~~。(ごめん、うそ。)
ゲムキューユーザーにこっびぃるぅっためぇ~。
生まれてきたのさ、ミニキャラなチャオども。
つやっつや、ぴゅあっぴゅあ、ちゃお~!
キャラッチャオ~ン!!
(ふう、ネタぎれだお~。)
これまでの概要
この世に萌えがはびこる時、必ずや現れるという希望のぷにぽよ・チャオ!が、現代の世に甦った。
しかし秩序もモラルもへったくりもない現代の世は、萌えの最上級に位置するチャオ!を、戦いの荒野へとつき放つ。
登場人物
キャラチャオン…
いつもの五匹のチャオ。
そのた…
もろもろ。
…(o_゙_)o
舞台背景…
そこら辺の道ばた。
でも、実際にそこら辺の道ばたをチャオが歩いてたら、ものの五分としないうちに連れ去られちゃうんだろな。
一昔くらい前なら、『みんな~、チャオがいるぞ~!わ~~。』って、もみくちゃにされちゃうだろう。で、『さわるんなら、痛くないようにさわるちゃお!』って言いそう。
第十一章
思わぬ再会。
「ひ~んひんひん。」
五匹のチカラを合わせたキャラチャオン達の、絶対究極奥義。
その威力の前に、チャクラバとチャノキは泣き出した。
「はあはあ、オレ達は、勝ったんちゃおか?」
泣き出すジュエルカオスを前にして、ツヤツヤソニックチャオがつぶやく。
「はあ、はあ。どうやら、そのようちゃ…。」
ツヤツヤシャドーチャオが答えようとした、まさにその時だった。
「フン、糞ノ役ニモタタナイ駄目ちゃおチャオ。」
その声は、なんの感情も感じさせない、冷たい機械的な声だった。
その声に、チャクラバもチャノキも、びくりと泣き止む。
「ちゃお~、許してちゃお~。」
「こ、今度はしっかりやるちゃお~。」
二匹のジュエルカオスは、その冷たい声の主に懇願する。
「チッ、チャオチャオ言イ出シタ貴様等ハモウ、用済ミチャオ。」
その声の主はなんと、オモチャオだった。
オモチャオは両手に小さなボールを持っていた。
キャラチャオン達は、そのボールに見覚えがあった。
そのボールは、チャオトレーナーがチャオをゲットする時に使用する、チャオボールだった。
オモチャオの持つチャオボールが一瞬ふくらみ、中からチャオが出てくる。
それは、ヒーローカオスとダークカオスだった。
その二匹は、いわゆるピュアチャオから進化させたカオスチャオでした。
しかしその表情はけわしくおっかなく、ちょっとチャオとは思えない、チャオばなれしたお顔のカオスチャオです。
「ぴぎゃ~~~!!」
そんな二匹を見て、ジュエルカオスの二匹は逃げ出した。
「逃ガサナイチャオ。ちゃおノ雄叫ビチャオ!」
オモチャオの指示により、二匹のカオスチャオは雄叫びをあげる。
「ちゃぁ…おおおぉぉぉお!!」
ぽこっ。
ぽこっ。
カオスチャオ達の雄叫びの衝撃は、ジュエルカオスの二匹をはるか彼方へと吹き飛ばす。
「ふえ~ん、やな感じちゃお~!」
なんということでしょう。
キャラチャオン達五匹がチカラを合わせ、ようやく勝てたジュエルカオス。
それを、いともたたすくやっつけちゃうカオスチャオ達。
キャラチャオン達は新たな強敵の出現に、思わず身震いします。
いえ一匹だけ、きょとんとしてるチャオがいますが。
「サア、次ハオ前達ノ番チャオ。」
オモチャオの冷たい声に、カオスチャオ達はゆっくりと、そしてのっしのっし歩きで歩み寄ってくる。
「くっ、ならば先手必勝ちゃお!」
ツヤツヤソニックチャオが迫りくる強敵におくびもせず、仁王立ちで叫びます。
「ボク達は、負けないちゃお!」
ツヤツヤソニックチャオに並び立ち、ツヤツヤシャドーチャオも叫びます。
そんな二匹の背後から、エミーチャオとナックルズチャオがひょいっとジャンプし、前にいる二匹のチャオの頭上の球体を踏みつけます。
一瞬球体は、渦巻状に形態を変える。
そのバネの反発力を利用して、エミーチャオとナックルズチャオは空高く大ジャンプ。
「ちゃお~!」
「ちゃお~!」
叫びながら飛び上がる二匹のチャオを、カオスチャオ達は自然と見上げます。
その様子を見て、ツヤツヤソニックチャオとツヤツヤシャドーチャオは駆け出します。
このまま上を見上げたカオスチャオ達に、スライディングキック。
そしてその直後に、上空からの第二波攻撃。
そこから、一匹を二匹ずつでボコるコンビネ