第四話
レアチャオ。
それは、ゲムキューユーザーにのみ許された、神秘のチャオどものことである!
レアチャオ戦隊キャラチャオン!
キャラチャオン、キャラチャオン、
伝説のチャオどもよ。
キャラチャオン、キャラチャオン、
時を駆ける希望。
レアチャオ戦隊キャラチャオン。
足音が聞こえないか?
はるかなガーデンを踏みしめて、五つのぷにぷにがやってくる。
見せてやれ、ぽよぽよなファンタジー。
キャラチャオン、キャラチャオン、
永遠のチャオどもよ。
キャラチャオン、キャラチャオン、
いつも君のそばに、
レアチャオ戦隊キャラチャオン。
登場人物
テイルスチャオ…
ジョイギャリーのレアチャオ工場で創られたチャオ。
一応、この作品の主人公ともいえる彼は、つやつやになりたいと思っている。
キャラチャオン…
勇気あるチャオのみに許された、栄誉あるチャオの称号。
ツヤツヤソニックチャオ、ツヤツヤシャドーチャオ、
ナックルズチャオ、エミーチャオ、
そして、テイルスチャオの五人を言う。
カオッシーズ…
ヒーローカオスのイインチョウ、ダークカオスのイインチャウ、
そして、ライトカオスのアプアプの三人のことである。
ちなみにアプアプは、進化のマユを使わず、究極体へのワープ進化をとげた。
舞台背景
どこにでもあるチャオガーデン…、
いや、封印の結界が破られ、チャオトレーナーにゲットされる危機におちいったチャオガーデン。
キャラチャオン達はチャオの森へと向かい、
カオッシーズはこのガーデンを封印しようとしている。
第四章
さらばチャオガーデン
ツヤソニチャ「封印ちゃお?それより、みんなで逃げるちゃお!」
イインチョウ「いや、このガーデンを悪用させたくないちゃお。今なら、封印の儀式ができるちゃお。」
アプアプ「ボクは、進化のマユを使わないで、ライトカオスになったちゃお。だから、それを使うちゃお。」
イインチャウ「ここに、三大カオスがそろってるちゃお。ボクたちのチャオチカラを合わせれば、このガーデンを封印し、湖の底に沈められるちゃお。」
エミチャオ「し、沈めるちゃおか?」
イインチョウ「君たちはチャオの森へ行く途中で、チャオトレーナーのことを、他のチャオワールドのチャオ達にも知らせるちゃお。」
ツヤソニチャ「わ、アプアプのチャオのアレから、糸がでてきたちゃお?」
アプアプ「これが、進化の繭の糸ちゃお。これでガーデンを包むちゃお。」
イインチャウ「さあ、早く行くちゃお!」
テイチャ「で、でも!」
イインチョウ「早くいくちゃお。ナックルズチャオも泣き止んだし、そろそろまたチャオトレーナーがくるちゃお。」
ツヤソニチャ「でも、ボクたち五人だけで、あんないじめっ子には勝てないちゃお。」
イインチョウ「あなたたち五人がチカラを合わせれば、どんな困難も、きっとのりこえられるちゃお。」
イインチャウ「ボク達は、そう信じてるちゃお。」
アプアプ「そして、そんなすんばらしいお友達のことを、信じてるちゃお。」
カオッシーズ「信じあうのが、チャオちゃお!!」
テイルチャオ&他「う、うん、わかたちゃお!」
ツヤシャドチャ「わ、ガーデンを包むマユが濃くなってきたちゃお!」
イインチョウ「いそぐちゃお、マユが固まったら、君たちも出られなくなるちゃお!」
ナックチャオ「う、うん。きっと、きっと、また戻ってくるちゃお!」
エミチャオ「そしたらまた、遊ぶちゃお。」
ツヤソチャオ「みんな、いくちゃお!」
たったか、たったか。
テイルチャオ「ああ、チャオガーデンが…。」
エミチャオ「湖に沈んでいくちゃお…。」
ツヤソニチャ「振り向くなちゃお!」
テイルチャオ「ああ、チャオガーデンが…、くすん。」
ナックチャオ「泣くな、テイルスチャオ。泣いたら、ぶっとばすちゃお。ぐすん。」
ツヤシャドチャ「(ぎりっ。)」
ツヤソニチャ「『あなた達五人が、チカラを合わせれば!』」
他四人「!!」
ツヤソニチャ「『あなた達五人が、チカラを合わせれば!』」
ツヤシャドチャ「『どんな困難も、きっと乗り越えられるちゃお』」
ナックチャオ「『ボク達は、そう信じてるちゃお!』」
エミチャオ「『そして、そんなすんばらしいお友達のことを、信じてるちゃお!』」
テイルスチャオ「ぐすん。『信じあうのが、チャオちゃお!』」
つづく。