第二話
レアチャオ。
それは、ゲムキューユーザーにのみ許された、神秘のチャオどもである!
レアチャオ戦隊キャラチャオン!
セガにピンチがやってくる。
自社ハードの未来が危ないちゃお。
「セガなんてだせーよ」な自虐的CM、ちびっこにゃ受け入れられないって。
面白いソフトはいっぱいあるのにね。
じゃ、他社ハードに移植ちゃお。萌やすぞ、ハートの導火線!
ぷにっぷにっ、ぽよっぽよっ。
自社ハードの優位性なんて、
れあっちゃおっ、きゃらっちゃおっ。
忘れたのっさ。
ぷにっぷにっ、ぽよっぽよっ。
他社ハードの売り上げに、
れあっちゃおっ、きゃらっちゃおっ。
貢献するのさ。
輝く明日の他社ハードの未来。
レアチャオ戦隊、キャラチャオ~ン!
登場人物
キャラチャオン…
例の五人組チャオ。詳細は前回参照。
イインチョウ…
ヒーローカオス。詳細は前回参照。
イインチャウ…
ダークカオス。詳細は、前回参照。
アプアプ…
コドモチャオ。詳細は、前回参照。
舞台背景
どこにでもあるチャオガーデン。
おでかけマシーンの前でくっちゃべるチャオたち。
第二章
さよならは、再び会うまでの遠い約束。
つやつやになるべく、チャオの森へと旅立とうとしたテイルスチャオの前に、一つのチャクラムが飛んできた。
それは、ヒーローカオスのチャオのアレだった。
イインチョウ「駄目ちゃお。チャオの森になど行ったら、二度と戻ってこれなくなるちゃお。」
テイチャオ「それでもいいちゃお。ボクは、ツヤツヤになりたいちゃお。」
ツヤソニチャ「おいおいテイルスチャオ。ボク達と一緒に遊ぶより、つやつやになりたいちゃおか?」
テイルチャオ「うん」
ツヤソニチャ「ばかやろ~!」ポコ~ン。
エミチャオ「ちょ、ちょっとツヤツヤソニックチャオ。暴力は駄目ちゃお。」
ツヤソニチャ「だってこいつ、ボク達といるよりも、つやつやになりたい言うちゃお。あんまりちゃお。ふえ~ん。」
テイチャオ「確かにみんなと一緒に居るのは、楽しいちゃお。でも、ボクも一度でいいからつやつやになりたいちゃお~。ふえ~ん。」
イインチョウ「そうちゃおか。なら、五人でチャオの森に行くちゃお。」
テイチャオ&他4人「??」
アプアプ「え~?したら遊び相手がいなくなるちゃお~。ボクさびしいちゃお~。」
イインチャウ「いや、五人そろって行かなくちゃならないちゃお。」
テイチャオ「え、でも、ボク、みんなに迷惑かけないちゃおか?」
イインチョウ「いや、特定進化したチャオには、特殊なチャオチカラ、チャ−スが宿るちゃお。」
テイチャオ「チャース?」
イインチャウ「そうちゃお。五人のチャースを合わせれば、ひょっとしたらチャオの森から帰ってこれるかもしれないちゃお。」
アプアプ「じゃあ、また会えるんちゃおね?ちゃった~!」
ツヤソニチャ「よ~し、そんじゃ早速行ってみるちゃお。」
テイチャオ「ツヤツヤソニックチャオ~、ありがとちゃお。」
ナックチャオ「ツヤツヤソニックチャオだけじゃないちゃお。ボク達もつきあうちゃお。」
エミチャオ「アタチ達、お友達ちゃお。」
ツヤシャドチャ「ああ、ボク達はいつも一緒ちゃお。」
テイチャオ「ありがとちゃお、みんな。」
「お、いるいる。珍しいチャオがいっぱいだぁ。」
みんな「誰ちゃお?」
つづく。