第一話
レアチャオ。
それは、ゲムキューユーザーにのみ許された、神秘のチャオどもである!!
レアチャオ戦隊キャラチャオン!
走れ!
ガーデンせましとかけめぐれ、キャラチャオ~ン
走れ!
心なごませる風になれ、
吠えろ、燃えろ、萌えろ~!
キャラチャオン
ガーデンで寝転ぶキャラチャオを見ろ
強く、激しく、誰よりも愛らしく
立ち去るソニックどもを、ふりむかせるのさ。
ぷにぷに、ぽよぽよ。つやつや、ぴゅあぴゅあ
いつつの雄たけび、轟かせ~。 チャ~!
ぷにぷに、ぽよぽよ。きゃらちゃお、れあちゃお。
銀河を貫く、魔性の魅力
レアチャオ戦隊キャラチャオン
登場チャオ
ツヤツヤソニックチャオ…
ニュートラハシリタイプ2次進化チャオ。
ツヤ青ピュアとピュアチャオの間に産まれたと思ってるのだが、なぜか薄っすら透けている。
ツヤツヤシャドーチャオ…
ダークハシリタイプ二次進化チャオ。
ツヤシロピュアとピュアチャオの間に生まれたと思われるチャオ。黒っぽい体に赤いラインは走るも、頭の上のギザボールは、薄っすら灰色。
テイルスチャオ…
ジョイギャリーのレアチャオ工場で創られたチャオ。
いつかは二本の尻尾で空を飛ぶことを夢見て、フェニックスを無限にキャプチャー。
でも、ぴこぴことしか、尻尾は動かない。なぜちゃお~?!
ナックルズチャオ…
ジョイギャリーのレアチャオ工場で創られたチャオ。
なぜか自分をマーシャルアーツの達人と思い込んでる節があり、しゅびしゅびと両腕の鉄拳を振り回す。
体全身は赤いのに、なぜか足の裏だけは黄色。
エミーチャオ…
ジョイギャリーのレアチャオ工場で創られたチャオ。
なぜか自分を、女の子と思い込んでいるチャオ。乙女チックに体をくねらせるぞ。
チャオに性別など無いのだが。
服でも着ているのかと思うような模様をしている。
なお少し前まで、チャオらしからぬ戦闘を繰り広げていた某チャオとは、まったく関係は無い。
舞台背景
どこにでもあるチャオガーデン。
チャオに繁殖期に入られると面倒なので、キャラチャオン以外のチャオも放たれている。
ヒーローカオス…
以前、エッグキャリバーの小山に捨てられたチャオ。そこで見たものが、彼をヒーローカオスへと進化させた。
ダークカオス…
以前、エッグキャリバーの小山に捨てられたチャオ。そこで見たものが、彼をダークカオスへと進化させた。
アプアプ…
二大カオスがカオス進化する前に産んだチャオ。
ライトカオスになるべく、二度転生をはたし、21体の小動物の生体エネルギーをもらい受けた幼態チャオ。
第一章
伝説のきらめき。
テイルスチャオ「ねえねえ、なんで君たちはツヤツヤなのちゃお?僕もツヤツヤしたいちゃお~。」
ツヤソニチャオ「へへ~んちゃお。ボクは全国のチャオブリーダー憧れのチャオちゃお。」
ツヤシャドチャオ「ふん、答えになってないちゃお。ボク達は、ツヤ遺伝子を受け継いでいるちゃお。だからツヤツヤなのちゃお。」
テイルチャオ「つやいでんし?なにそれ?」
ツヤシャドチャオ「チャオの体をツヤツヤにさせるモノちゃお。」
ナックルチャオ「ふ~ん、じゃあボクの足の裏が黄色いのは、そゆ遺伝子のせいちゃおね?」
エミチャオ「じゃあアタチがかわいいのも、そゆ遺伝子のお陰ちゃおね?ちゃった~!」
ツヤシャドチャ「まあ、そゆことになるちゃお。」
テイルチャオ「でも、遺伝子ってどうやったら手に入るちゃお?何かの小動物をキャプチャーするちゃおか?」
ツヤソニチャオ「ぷぷぷぷ。」
テイルチャオ「なにがおかしいちゃお~?」
ツヤソニチャ「いや、あのね。遺伝子ってのはちゃおね、産まれる前に決められるちゃお。だから、後からは手に入らないちゃお。」
テイチャオ「え~、じゃあぼくは、ツヤツヤにならないちゃお?そんなんやだちゃお~。」
エミチャオ「ねえ、つやつやって、そんなにいいちゃおか?」
ナックルチャオ「つやつやになると、色が薄れるちゃお。ボクは今の色が好きちゃお。」
エミチャオ「ふ~ん、それは、ピンクは嫌ちゃおってことちゃおね?」
ナックチャオ「だって赤は、かっこいいちゃお。やっぱ今の自分がいいちゃおよね。」
エミチャオ「そうちゃお。アタチも今のこの色が大好きちゃお。」
テイチャオ「え~、でもボクはつやつやしたいちゃお~。」
ナック&エミ「??」
テイチャオ「つやつやしたいちゃお!つやつやしたいちゃお!ふえ~ん!!」
ツヤソニチャ「へん、あいかわらず泣き虫なヤツちゃお。」
エミチャオ「!ちょっと、お友達にそんなこと言っちゃ駄目ちゃお!ごめん言うちゃお!」
ツヤソニチャ「おいおい、そんなに怒るなちゃお。まあ、ボクは悪かったちゃお。ごめんちゃお。」
テイチャオ「つやつやしたちゃお!つやつやしたいちゃお!ふえ~ん!!」
ツヤシャドチャ「一つだけ、方法はあるちゃお。」
テイチャオ「!、ほ、本当ちゃおか?」
ツヤシャドチャ「うん。チャオの森の長老なら、何か知ってるかもちゃお。」
ナックチャ「え、でもチャオの森って。」
テイチャオ「かまわないちゃお。ボクは、チャオの森に行ってみるちゃお。」
「待つちゃお!」
がき~~ん。
テイチャオ「こ、これはチャクラム!誰ちゃお?!」
つづく。