表紙の端
※アール・・・株価暴落と円高に悩む中学生。最近日常生活に張りがない。
※シグマ・・・DRPのピュア。背中に剣を背負っている物騒なチャオ。実はアールより年上。
【シグマ】「始めに聞く。ふざけてるだろ。」
【アール】「とんでもない。本気ですよ。」
【シグマ】「なるほど、表紙シリーズを書く作家さんに触発されたな。」
【アール】「・・・・バレた?」
【シグマ】「一つ言いたいんだが、お前のチンパンジーにも劣る文章能力では小説講座をするより受ける方が妥当ではないのか?」
【アール】「(さりげなくヒドイ事言いやがったな)しかしですね、今までの表紙シリーズの流れを無視してシグマと自分のお喋りを読者の方々に見せるわけにもいかないのですよ。表紙の端とはいえ」
【シグマ】「じゃあ俺が決めるか。『ストーリー展開』についてはどうだ?」
【アール】「これさぁ、前の表紙でやったんじゃね?」
【シグマ】「・・・(コイツ、斬ってやろうか・・・)」
【アール】「ストーリー展開というのはその作品の面白さを決める大事な物だと思うんですよ」
【シグマ】「当たり前の事だが、ストーリーが悪ければその作品は面白いとは言えなくなるだろうな」
【アール】「あと、現時点の展開より先の展開を考えておく事も重要ですね。ぶっつけで書いているといつグダグダな展開になるか分かりませんから」
【シグマ】「まあ、その場で展開を考えるよりも、先に考えておいた方がいい展開を作れるだろうな。
というかそれは当然の事じゃないのか?
そういえばお前は当然の事↑もせずに小説を書いてたせいでグダグダになって結局・・・」
【アール】「それ以上言わないでくれ・・・ぐすん。」
【シグマ】「読み切りの場合は先の展開を考える必要が無いから少しラクかもな」
【アール】「でも読み切りは短い分、設定を簡潔に分かりやすくする必要があると思います。連載は深い設定も後々説明できますが」
【シグマ】「分かりやすくする事は連載でも重要だと思うがな」
【シグマ】「・・・まあ、以前の失敗を踏まえ、次に連載をする時は頑張ってくれ」
【アール】「・・・やべぇ、勉強しないと。さよならー♪」
【シグマ】「逃げやがった・・・(やっぱり斬った方がいいか・・・)」