表紙２

けいりん「最近は表紙を表紙でないところに載せることもネタの一貫としてアリなようです」
スマッシュ「トントン拍子で軽くなっていくね、週チャオ」
スマッシュ「（表紙だけにトントン拍子に）」
けいりん「……」
スマッシュ「……」
けいりん「というわけで一時間で表紙を書いて便乗してくださいしろしやがれ」
スマッシュ「無茶苦茶だ！！」
けいりん「目指せ１０ＫＢ！！！」
スマッシュ「無理ー！無理ー！」
けいりん「ちっ……。首から上のないデッサン人形にでもしてくれてやりましょうかね」
スマッシュ「一分の一スケーーーール！！」
すましゅ「まあ、それはともかくとして。何について話すですです？」
けいりん「わざわざ文字数をいじってまで他人のふりをしないでほしいっす」

スマッシュ「さあ、今日のテーマはこれで決めようと思う」
けいりん「……週チャオライブラリーですか」
スマッシュ「うむ」
けいりん「あー、そういえば以前の表紙からネタをぱくるネタ、この前やりましたよねー」
スマッシュ「今日のテーマはこれ以外で決めようと思う」
けいりん「やる気だったのかー」
スマッシュ「うーん、こういうテーマってなかなか思いつかないけどさ、思いつかないとどうしようもないよね。でもなかなか思いつかないんだけど、それでも思いつかないとどうしようもない。が、しかし、なかなか思いつかないのに思いつかないとどうしようもない」
けいりん「ループ世界がー、ループ世界が発生してるよー」
スマッシュ「一週間をループする世界とか俺好きなんだけど」
けいりん「知らんです。放送でもしていてください」
スマッシュ「そういうわけで、テーマはテーマです」
けいりん「テーマっすかー。やはり——」
スマッシュ「……違う」
けいりん「はひ？」
スマッシュ「もっとこうさー、なんかややこしいっすねーとか、好きです結婚してくださいとかいろいろ反応ってアルジャン！」
けいりん「そっすか」
スマッシュ「そうなのである」
けいりん「テーマですが、やはり作品のテーマというのは欲しいですよね」
スマッシュ「……ねーねー」
けいりん「……なんです」
スマッシュ「結婚してくださいとか言ってよ。ってか結婚してよ」
けいりん「……そもそもですね、私は」
スマッシュ「おっとそこで私はチャオだという反論は認められないぜ。残念ながらけいりんがチャオであるという描写はこれまで一度も行われてはいない！！つまり、それは箱の中にいる猫が生きているか死んでいるかは観測されるまで不確定なものであるようなものであって、けいりんの正体は美少女である可能性もあるのであるのであるのだ！！！」
けいりん「仮にも表紙でキャラ作りに関して語った人間とは思えない発言ですねー」
スマッシュ「美少女派、俺」
けいりん「黙れや」
スマッシュ「はい」
けいりん「で、テーマですが」
スマッシュ「テーマは大事だと思います。お話に重みが出るというのかね。どこに重きを置くか、というのは重要じゃないのかな」
けいりん「友情は大切だべやー、と言わんばかりのことをした後に、人なんか信用できねえだ、と言わんばかりのことをするな、ということですかね」
スマッシュ「そういう演出もありかとは思うけどね。信用できないと遠ざけていた友人に助けられて友情ばんばんざいになるパターンとかあるし」
けいりん「つまり何が言いたいですか」
スマッシュ「今のパターンだと結局テーマは友情とかそういう感じになるよね。そのテーマに沿って人間関係を描いたり物語を進めることが重要なんだよ」
けいりん「今だスマッシュ！具体例攻撃で読者の理解度を高めるんだ！」
スマッシュ「スッスマチュー！」
けいりん「やな感じー！」

けいりん「というわけで具体例を」
スマッシュ「例えばさー、この表紙で読者に対して小説講座をしようってことならばさ、講座する内容がテーマになるわけよ。要するに、読者に伝えたいことを土台にして、それを考えて会話をするべきだと思うんだよね。一見関係なさそうな会話も後々の教訓の具体例として持ち出せるようにすることで説得力が上がるわけだしさ。つまりテーマは物語の土台なんだよ。お話のテーマや方向性や主張があってこそ、しっかりまとまりのあるものになるのではないのかと思うのですよ」
けいりん「つまり、そこで全く関係のない結婚うんぬんやらキャラ設定うんぬんを出すのはあまりよくないというわけですねー」
スマッシュ「ソ、ソウダネ」
けいりん「ちなみに現在４ＫＢに満たない状態なのですが、それについて一言お願いします」
スマッシュ「テーマであるテーマと関係ないので別にいいと思いました」
けいりん「一貫したテーマで書けないのは、主張がころころ変わることも原因であるのですねー」