一話　漂着

この話は１０年前にさかのぼる。ここは人類とは違う人たち・・・
ある日学会を去った男がいた。
その男は反物理的動物縮小能力放射線放出機
通称ＡＰＡＲＲＥ（アーペアレィ）
を開発。しかし危険と見なされ、追い出された。

男「なぜだ・・・この２０年で作り上げた機械を・・・」

・・・チャーオ？


そこにたたずんでいたこの男のピュアチャオはぽよを？にした。
男はＩＱ２４０の脳の回転ですぐに思いついた。

男「じっとしていろよ・・・」

じゅわっ・・・チャオ～～～
そのチャオは狂ったかのように走り出し、薬を奪って、
そしてろけっとにのりどっかいってしまった。

男「ああぁ・・・」
　　　　　　　　・
　　　　　　　　・
　　　　　　　　・
いま地球から一つのロケットが飛んでいた。
しかし・・・
緊急事態発生！緊急事態発生！隕石衝突！落下します！！

ひゅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どがぁぁぁぁぁん！！！

「ここからは日記」
１日目（前半）
ここはどこだろう？気がついたらここにいた。
まわりはきれいな泉に囲まれている。
とりあえず散策してみよう・・・

しばらく行くと何かが倒れていた。
それは水色ときいろの生物だった。
不意に何かが聞こえた。

「我仲間漂着民助けたり・・・薬・・・小さく・・・」

そして、この生物は息絶えた。仲間？なんのことだろうか？
もうちょっと探索を続ける。薬も気になる。

ん？あれはなんだ？微妙にあの生物の頭に似ているが・・・
青い？さっきと色が違う。ここでぼくは、このものが
タマネギに似ているので「青ネギ」とよぶ。

そういえば・・・近くになにか浮いてるモノがある。
なんか、タマネギのように引っこ抜きたくなったので、

　　　　　　　　　抜いた。

そこには、一匹のあれと同じめをしている生物がでてきた。
しかし、頭が３本に分かれている。僕はこれを、
ＳＥＧＡのあのキャラに似ているから「ソニタマ」とよぶ。

そういえば、さっきから、騒音がするな・・・・
ってあれはぼくの自慢の「エンジンＲ」じゃないか・・・

　　　　ま　さ　か

とおもったぼくはあわてて戻った。
そこには案の定ぶち壊れたロケットがあった。

はぁ～どうやって帰ろう・・・

幸い生命維持装置は１００年もつが、故郷に帰って・・・
自分の家族のところに戻りたい。

そう思った僕は、あのエンジンのところへもどった。

しかしながら・・・でかい、でかすぎる。
持てるはずがない。どうしようか・・・

途方に暮れていたときふいに
うーんしょという声が聞こえた。

びっくりして、裏をみるとなんとあの「ソニタマ」が持ち
あげようとしていた。僕はひらめいた。

これを使うすべはない・・・・・

そうだ。まだ死んだわけではない。最後の希望だ。
僕はがんばってみようと思う。

僕は毎日日記を書く。これが
英雄日記になるかここの星のゴミになるかはわからない。
しかしぼくは諦めない。

希望がある限り・・・

ぼくはその「ソニタマ」の元へ向かった。

最後の希望となるモノの元へ・・・