受験なんて、簡単だなぁと思っていた。
そんな小学6年生の頃。

しかしまぁ、中学生で此処まで変わるのか?

数学 44点。

俺は一瞬目を疑った。
某アニメの「のび太」レベルの算数0点とっていたら良いかも。
だが、俺はそこまで劣等ではなかった。
いつもは、

算数 100点

くらいだった。(小学校の算数は誰でも出来ますわ)

それが、どうした物だろうか、

数学 44点・・・44・・・死死・・・

お見事に、数字の4が二つも重なっている。
だが、俺には「死」が二つあるようにしか思えなかった。

戦争はいつの間にか火ぶたをきっていたわけである。

『僕らの受験戦争』

さてさて、ここから俺を振りかえっていくのだが、
勘違いしないで欲しいのが、
この話にチャオが関係ないのでは?と言う意見である。

いやいや、ちゃんと用意しているんやから。

まぁ、そんなわけで、若干関西弁混じりかもしれないが、
俺のチャオと受験戦争に引っ張られた3年を暴露する。

まぁ、中学校入って、悪ガキばかりとつるんで、
いじったり、いじられたりの生活が学校では続いた。
まぁようするに、目立ちもせず普通に生活していたわけだ。
窓ガラスは5枚「しか」割っていない。

・・・あれ?なんか表現間違った?

まぁ、勉強も劣等、態度も劣等。
悪い奴としかつるんでいないから、敬遠されがちだった。
つまりは空気中の二酸化炭素状態。
影が薄くて、誰の役にも立たない存在というわけだ。
まぁ、一歩踏み込めば俺の名前もあったが。

と、まぁ、さんざんな生活をしているところだった・・・

彼奴がやってきたのはそんなときだった。

チャオ。

俺は小学校時代に、Mという友人がいたのだが、
そいつが久々に家にやってきて、見せてくれたゲームの、
「付け足し」程度のキャラだった。

まぁ、俺はそれを見て即座に連想した。
そうサントリーのQooのキャラクターである。

俺は一瞬、これはサントリーのキャラクターかと思った。
だが、パッケージには「ソニックチーム」と書いてある。

・・・ソニックチームはパクリの会社か?

まぁ、その時はそう思った。

後々、それは違うと言うことが分かったんだけど。

でまぁ、Mがそのゲームをくれて、俺はタダでそれをもらった。
その時は大してラッキーとも思わず、
Mもいらないらしいから「ゴミの押しつけ」のようなものだと、
俺は思った。なぜならMが

「まぁ、これを売れば200円は手にはいるぜ。」

といったからだった。

語尾に「ぜ」を付けるところから、なんか、
悪徳商法の恐い兄さんのいう言葉だなぁと感じたが。

そして、これが俺がチャオにはまるきっかけだったと思う。

とまぁ、何ともあっさりと話に出来た、
SA2B入手のお話である。

話を俺に戻すか。

え?戻す必要ないって?

ちょっと奥さん、タイトル見てくださいよ。

全く・・・はい、此処でカット!次に続きます・・・。

ふぁぁ、不眠症で今まで起きていたが、眠くなってきた。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第209号
ページ番号
1 / 5
この作品について
タイトル
俺らの受験戦争
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第209号