ルチフェルの昔話編 2話(終)
「え、私・・・・?」
「そうだ。
おまえには、親が自己で殺されたとかいってすまない。」
・・・・
ルチフェルはその後虹色の石を持ってどっかへ行った。
その後、おまえが生まれた。
おまえは2ヶ月で俺と離れることになった。
人間が近づいているそうだったから。
実際には戦争は終わっていたんだけどな。
ルチフェルはその後二本のしっぽのやつを捜した。
すると、ガーデンにいたわけだよ。
それが、テイルス。君だよ。
そして、ワザと手伝いのようなことをさせて、
おまえにその虹色の石をわたした。
実はな、その石には7つの力があるという。
おまえはその中の2つを見つけ出した。
しかも、どちらもコウを守るため、だ。
その石にはスイの意志が入っているんだろうな。
おまえらはこれからも2匹で旅をすることだろう。
いや、しなければならない。
新たな困難があるかもしれない。
しかし、それは大きな「代償」のカギとなっている。
そうだ。一言追加しよう。
コウ、おまえの心の中には何か2つの事が有るみたいだな。
「・・・・・・」
なーに、一つは旅への恐怖だろう。
もう一つは・・・・うれしさ?そんな感じがするな?
まあいい。
じゃ、俺が世話してやれるのは此処までだから。
龍族も人前に姿を見せる物じゃないんだよ。
さて、おまえらの次に進むべき道は人間とチャオの共存している大陸「オールナイト」だ。
それじゃあな。
・・・・・・・
「・・・・・・・・」
「どうしたのさ。何かあったの?」
コウはいいやと首を振った。
「まあいいか。さあて、オールナイトに向かうよ!」
「ねぇ、テイルス・・・」
「何?」
「私ってやっぱり・・・・足手まといかな・・・・?」
「・・・・・・」
テイルスはしばらくだまった。そして・・・・
ガバッ
「きゃっ、何でいきなり私を背負うのよぉ」
「速く向かうぞ!
おまえはそんな心配してること無い!
おまえが死んだらみんなも悲しむ!
そんなこと言うな!!」
「・・・・うん。」
二人はオールナイトへ向かった。
そこで、早速事故に巻き込まれる・・・・
飛行機ハイジャック編 続く