♯4

アリグ達が吸い込まれた世界。
その外観は、ステーションスクエアのガーデンでした。
ただ一つを除いては・・・。

「こ、ここはどこチャオか?真っ暗チャオ!」

ナシャが叫びます。
そう。ここのガーデンは、真夜中だったのです。

でも、チャラゴが発した言葉は、

「今は、お昼の一時チャオね」

「何言ってるチャオ!こんなに真っ暗なのに、
 何で昼って言えるんだチャオか!?」

ビンが大声で否定します。

「ま、待つチャオ!あとできちんと話すチャオ!
 君達は、もう帰っていいチャオよ」

チャラゴは、アリグ達の世界に来ていたチャオを帰しました。
と、そこへ一匹のチャオが来ました。

「あ、やっと戻って来たチャオか、チャラゴ!
 それにしても遅かったチャオね。
 始めまして、僕、アリグっていうチャオ!」

もう一方のアリグ達は、口をあんぐり。

アリグと名乗ったチャオは、確かに形はアリグとそっくり。
けれども、体の色は、アリグと違って銀色でした。
(来た方のアリグは、体が金色です)

「な、何で同じ名前なんだチャオ!?」

金のアリグが驚いて聞きます。

「ここの世界は、住んでるチャオの名前も
 そっちの世界とそっくりなんだチャオ」

銀のアリグが答えます。

「で、助けて欲しい事って、何チャオか?」

ギアが質問します。

「大変なんだチャオ!
 ここの世界のチャオが、太陽を壊しちゃったんだチャオ!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第131号
ページ番号
4 / 6
この作品について
タイトル
ナイト・オブ・チャオ
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第129号
最終掲載
週刊チャオ第133号
連載期間
約1ヵ月12日