第10話「夢への駅ドリームタウン」

チャル「…暇だ…ウグッ。」
チャチャ「保育園でする事ないもんねぇ…。あ…手に炭付いてる…。」
いつもの命懸けのティータイムである。
だけど1人だけ違った。
チャノピ「…。」
チャノピが何も喋ろうとはしなかった。
ミッズがここを出て2ヶ月は経とうとしていた。
やっと口を開いた。
チャノピ「…ミッズ、どうしてんのかな…?…??ゔげぇーー!!」
それと同時に口一杯に今回は特別焦げたクッキーをほおばっている事に気が付いた。
これまた同時にチャチャがテーブルを叩いた。3人の紅茶が少しこぼれた。
チャチャ「ミッズの所へ行こうか☆」
2人「っ!?」

チャオフレンド第10話「夢への駅ドリームタウン」

チャル「…って、いつ!?」
チャルがクッキーの皿を片付けながら叫んだ。
チャチャ「んー…?来週当たりかな…?」
と、いいつつヨーグルトを3つのお皿に盛り付けるチャチャ。
チャノピ「日帰り?泊まり?」
冷蔵庫からカオスドライブ(紫2本、緑1本)を出すチャノピ。
そして冷凍庫からあのバニラアイスを出す。
チャチャ「1泊ぐらいいいんじゃないのー?」
ものすごいマイペースだ。
そーするうちにプリンアラモードが出来てしまった。
ただ、そこらにあるお菓子を全部乗っけただけだが。
だがフルーツやら、プリンが2種類(牛乳プリン入り)やら、いつ作ったか謎の生クリームまで乗っけてあり、さらにはヨーグルトにカオスドライブがかかってあって、半分こげてるクレープ生地にチョコがかかっていた。
チャノピ「準備しなくていいの?」
口直しのためにメロンにかぶりつきながら喋った。
チャル「ミッズにも連絡した方が…。」
クレープにカオスドライブをかけながらチャルも付け足した
チャチャ「大丈夫だって!もう手紙書いたし、返事来てんだもん!」
こう言った途端2人はスプーンを落とした。
2人「早すぎやしないか…?今送ったんじゃ?」
チャチャ「?」

そして来週の金曜日になってしまった。
AM、5:34
チャル「早すぎるぞ~~!!」
駅に着いてからの第1声だ。
チャチャ「だって、特急は5:45分しか出ないもん。」
チャノピ「とにかく、ホームへ行こう。11分しかないよ。」
ホームは人(チャオ)でごったがえしていてほとんどの人がスーツを着てかばんを持っていた
チャチャ「出張かな?会社員ばっかり。」
すると放送が流れた
アナウンス「ムーンタウン行きの電車が、到着いたします…。」
その後に続くかのように電車が止まった
3人は他の人と一緒に電車の中へ入りなんとか席を見つけて座った。
チャチャ「ここから…12駅ぐらいかな?普通なら70駅あるんだってさ。」
チャルが駅の表を見ると「戻る→進む→中止→更新→ホーム→検索→お気に入り→履歴→メール→印刷→編集→話題→ムーンタウン」というどっかで見たことがあるような駅の名前が続いていた
1時間が経って、検索駅をすぎた頃またアナウンスが響いた
アナウンス「次は…ドリームタウン、ドリームタウンでございます♪」
アナウンス2「NEXTSTATION Dreamtown Dreamtown」
(2の訳 次の駅  ドリームタウン ドリームタウン)
チャノピ「ドリーム…?次はお気に入り駅じゃ…?」
チャチャ「最近出来たんじゃないの…?」
5分もするとドリームタウンに着いた。が。おどろく事に3人以外はみーんなその駅に降りているのだ。」
チャル「なんか…おかしくない?」
チャノピ「うん…」
30分過ぎるとムーンタウンに到着した。
しかし、ムーンタウンには誰もいなかったのである!!
3人「!!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第36号
ページ番号
11 / 17
この作品について
タイトル
新チャオフレンド
作者
まっきー(ライカ)
初回掲載
週刊チャオ第26号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念特別号
連載期間
約3ヵ月25日