第11話「夢の駅は死への駅。」

チャノピ「これって…。」
沈黙が続く。とにかく3人は町をうろついてみる事にした。
チャル「ゴーストタウンみたいだ…誰もいないぞ。」
チャチャ「ミッズもいないなんて!!」
その後1つの民家を訪れた。
そこにはチャチャ達と同い年ぐらいのヒーローチャオが…。

チャオフレンド第11話「夢の駅は死への駅。」

チャル「君は…?」
・・・「ムーンタウンの町長の娘の『ココア』です…。」
チャル「町長の娘…?つー事はお前は虫…?ってぇー!チャチャ!何すんだよ!」
チャチャはバツが悪そうに言った
チャチャ「ちょうちょ(蝶)じゃなくて町長!この町の偉い人!」
2人がギャンギャン言いあってる間にチャノピが状況を聞いていた。
ココア「それで大変なんです!この町にいる…私以外の人達がみんな様子がおかしくなって…出て行ったんです…。」
チャノピ「なるほど、だからココアさんしかいないんだ…でも『ドリームタウン』って何か怪しいな…。」
ココアが何かひらめいたように叫んだ
ココア「確かっ!父が『ドリームタウンへ行くんだ』と…。」
チャチャ「それよ!!」
急に話に入ってきた。
チャチャ「その人達はきっとドリームタウンへ行ったんだ!だからあの時も3人以外は全員降りたんだ・・・。」
チャル「これでわかったんで助けに行きたいんだが…ここからだと半日はかかるだろうな・…」
チャルは無意味に当たりを見回した。
ココア「私に考えがあります。今日1日この家を貸します、そしてその夜に…裏庭に出てください。これを渡しておきますね。」
チャノピは錆びている鍵をもらった。元々は紫と銀が混ざったような色をしていたみたいだが、今は赤茶色になったいた。
チャル「世話になるよ。」

そして夜。
空にはたくさんの星が輝き、三日月がぼんやり見えていた、
裏庭はおおまかに草抜きしてるような感じだった。
ココア「みなさんいますね。」
チャチャ「って・・ココアさん!どんな格好してるの!?」
ココアは魔女の帽子に紫のローブを着て、そして片手には2本のほうきを持っていた。
ココア「乗ってくださいね。」
そしてチャノピとチャル、ココアとチャチャで1本2人でほうきに乗った
チャノピ「ココアさんを信じるしかないよね・・・・。」
ココア「ウィンドクロス!風になれ!」
そう叫ぶと急上昇した。
チャル「すっげー!俺たち飛んでるんだ!」
チャチャ「すっごーい!どうやったの!?」
バランスを取りながら3人は歓声をあげた。
ココア「元々、ここの町の先祖は魔法使いでねー。三日月になれば全ての魔力が出されるの。しかもここの町長が継いでるからね。この家系だと生まれつき魔法使い。私なら魔女だけど。」
チャノピ「すごいな・・・・。ん?あれ!ドリームタウンじゃない?」
指さしたのはピンクががった霧に覆われている所だった。
チャル「確かに。ココアさん!あそこ降りて!」
ココア「OK、OK!降下!」

こうして4人は霧の中へと消えた・・・。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第37号
ページ番号
12 / 17
この作品について
タイトル
新チャオフレンド
作者
まっきー(ライカ)
初回掲載
週刊チャオ第26号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念特別号
連載期間
約3ヵ月25日