第三章「チャノピと中耳炎」
「ジリリリリ・・・・」
目覚し時計が2日目の朝を告げた。
最初に起きたのはチャルだった。
チャル「おい。チャチャ、チャノピ。」
チャチャ「おはよう、チャル。チャノピは?」
チャノピ「グオー・・・・ガーー・・・。」
爆睡しているチャノピを横に、チャチャはある事を思いついた
チャチャ「チャル。ヘッドホンにラジカセ。」
チャルはある恐ろしい事も知らずにヘッドホンとラジカセを渡してしまった。
チャチャ「これを、チャノピに・・・後、チャル。ラジカセ最大音にして。」
チャル「チャチャ・・・やめようよ・・・。」
チャチャ「平気、平気!スイッチON!」
第三章「チャノピと中耳炎」
耳(?)をつんざくような音でチャノピは飛び起きた。
チャチャ「おはよー。」
しかし、チャノピの様子はおかしかった。
チャノピ「いっつ・・・・・。」
耳を押さえながらチャノピは転げまわった。
チャル「チャノピ!どうしたんだよ!・・・とにかく保健室!」
チャルとチャチャはチャノピを保健室へ連れて行った。
まさか、こんな事故になるなんて思ってもいなかったのだ。
医者チャオ「ちゅうじえん。」
医者チャオのこの一言がチャチャの心にズンと来た。
話だと、チャノピは2日ほど入院しなければならなかった。
チャル「・・・・大丈夫だよ。お見舞い毎日行けばチャノピだって許してくれるよ。」
チャチャ「チャチャがこんな事しなければ・・・・。」
2人はその後、黙りながら保育園へと向かった・・・。
みんなが起きるのは9時。今の時刻は7時半、その間に朝ご飯とかを食べるのだ。
今日の朝ご飯はカオスドライブジュースともりもりの実のバターソテーとパン1切れ。
元々料理下手なチャチャが今落ち込んでいるので、もっと得たいのしれない料理が出来るかもしれないので、慰め(なぐさめ)と共に料理はチャルが作った。
チャチャ「・・・・。」
パンを食べていたチャルが叫んだ。
チャル「チャチャ!パンにジュースかかってる!」
チャチャ「ほんとだ・・・。」
チャチャは無言でそのパンを食べた。」
チャチャがやっと口を開いた。
チャチャ「チャルって、料理上手だね・・・。」
いつもなら料理が得意なミッズがいるが、3人の交代製でやっているので今日はいなかった。
チャル「ありがとな。」
一気に飲み干したジュースのカプセルらしきものを置くと、皿洗いを始めた。
午前9時。
昨日来たチャオ達が起きはじめた。
だが、すぐには来ず、楽しそうに布団戦争をやっていた。
チャオA「こちらチャオA!敵機が向かっています!」
チャオC「ぶーん!」
チャオが枕を持って走ってくる。
そして枕を投げ飛ばし、その枕がチャオの方へ・・・。
チャオB「チャオAが!うう!チャオD!応援を頼む!」
その時、チャルが怒鳴った。
チャル「ほこりだらけになるからやめーーい!」
そこで戦争は終わった。
チャオ達はイスに座った。
そこにはカオスドライブが置かれていた。
チャチャ「何色でも取っていいからねー。」
余計な心配させたくないので、チャチャはチャオ達に元気よく叫んだ。
昼。
チャチャ「じゃ、行って来るね。」
チャチャはチャノピのお見舞いに行く事にした。
チャル「わかった、この子たちの事は任せておいて!」
チャチャは小走りで保健室へ向かった・・・。