6話 ウラ
「おいしっかりしろ!このとんかつソース!おまえが逆さなんだよ」
えっ
僕はようやく通常モードに戻った
「何考えてんだよこの臭わない納豆が!」
ソーカーが無茶苦茶なことを言う
それにしても不思議なところだ
黒い透けたような透けてないような地面が円く広がっている。
そこに無数のラインと上下に伸びる階段
「何でこんなとこに連れてこさせるんだよ!」
ソーカーが怒鳴り散らすが何の事だかわからない。
チャドラさんが救いの手を差し伸べてきた。
「つまりこのとんちんかん猿の言うことを翻訳するとですね
『なぜあんな変なチャオの言うことを信じたんだ』と言うことです」
言われてみればそうだなあ
何で信じちゃったんだろ
「まあ気を取り直して 上と下どっちに行きます?」
チャドラさんが階段を指差す
「えっとね ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な こっち」
この大バカな発言はもちろんソーカーだ
「どっちにも行ったこと無いんだしそっちでいいか」
僕はソーカーの指差していた方向を指す
「こんな疫病神の決めた方向なんていやだけどな」
チャドラさんもしぶしぶついてくる
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ここまでは序章、これからが本番です。
初めに冒険と言っておいて全然冒険していないタップ、ソーカー、チャドラ
次からもっと冒険しなくなります(ぉぃ
それでは全国一千万人の《ソーカーを恨む会》 の皆さん
次回をお楽しみに
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