~13巻 憎いから~
       私が憎い?
そこに立っていたのは目を光らせたチャオ。
 所々に傷がある。
ライン 『なんでこんなトコに罠を張るんだ!!!!』
 ラインは身を乗り出し叫ぶ。
 横にいた2人はかなりビックリしたようだ。
 『別に・・・ 理由は無いわ。』
ライン『くっそー・・・ 勝負しようぜ!!』
 その言葉にチャオは反応した。
 『嫌・・・・ 戦いは・・・嫌・・』
ヴィーズ『訳ありの様だな・・・』
 『私はティカチャル。。。 この傷はあるチャオによって付けられた傷よ・・  あのチャオには恨みがあるわ・・・ それで戦いが嫌いになったのよ・・・』
 震えながら喋る。 目は大きく見開いて、何も信じていないように喋る。
ヴィーズ 『そいつを倒すまで・・・一緒に特訓しないか・・?』
ライン 『何言ってんだ!?』
チョコ 『ティカチャルさん、怪我の治療をしましょう? 治療している間に考えていてください。』
 コクリとティカチャルは頷くと、一緒に歩き始めた。

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