~第10巻 仲間として 後編~
包帯 シップ 絆創膏 風邪薬 即効薬 特効薬 毒消し・・・・・・
次々と篭に入れていく。 財布をこまめに見て、計算して・・・・
『お客さん。 そんなに買ってどうするんですか?』
店員に尋ねられた。
チョコ『いろいろな理由があって・・・・』
店員『何です? 理由って。。。。』
いつも内気だったチョコははっきり言った。
チョコ『関係ないですよ。』
そういうとレジに持って行き、会計をして貰う。
2586トパー。(トパー=円)すごい微妙な数が出た。がチョコの計算ぴったりだ。
足早に店を出ると、さっきのしつこい店員がついてきた。
店員 『旅ですね?』
チョコ 『えぇ。』
店員 『コレを持って行ってください。』
渡されたのは虹色に光った固まり。 名は『虹のしずく』と言うらしい。
店員 『意識がなくなった方に使ってください。』
ペコッとお辞儀するとチョコは南門に向かう。
ヴィーズも町の探索を終え、南門に向かった。