やっと光がやんだ。目がちかちかする・・・。

僕は瞬きを繰り返した。やっと目が治ってとなりを見ると、リーアとリーラも同じことをしていた。

周りを見回した。

見たことのない場所だ。

「ここがナイトディメンション?」 ナイト

「その通りだよ。」 ???

僕らは声がした方を向いた。すると・・・

「ナイツ・・・。君は本当にナイツなの?」 ナイト

「驚いたなあ。僕のことを知っているの?その通り。僕はナイツだ。」 ナイツ

僕は唐突に気がついた。

「浮いてる。」 ナイト

足の下に地面がなかった。

「?当たり前、ダロ。」 ナイツ

僕は振り返った。

「僕はナイト。で、あっちがリーアでその隣のむすっとしたのがリーラ」 ナイト

「ふーん。よろしくな、ナイト、リーア、リーラ」 ナイツ

「ナイト、その紹介の仕方はないだろうが。」 リーラ

「夢じゃない?現実?」 リーア

「夢に決まってるじゃないか。ここはナイトディメンションなんだから。行こう、ナイトピアへ。」 ナイツ

僕はナイツの手を握った。

「うん!」

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掲載号
週刊チャオ第122号
ページ番号
3 / 6
この作品について
タイトル
読み切り 『naight』
作者
バロン
初回掲載
週刊チャオ第122号