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やっと光がやんだ。目がちかちかする・・・。
僕は瞬きを繰り返した。やっと目が治ってとなりを見ると、リーアとリーラも同じことをしていた。
周りを見回した。
見たことのない場所だ。
「ここがナイトディメンション?」 ナイト
「その通りだよ。」 ???
僕らは声がした方を向いた。すると・・・
「ナイツ・・・。君は本当にナイツなの?」 ナイト
「驚いたなあ。僕のことを知っているの?その通り。僕はナイツだ。」 ナイツ
僕は唐突に気がついた。
「浮いてる。」 ナイト
足の下に地面がなかった。
「?当たり前、ダロ。」 ナイツ
僕は振り返った。
「僕はナイト。で、あっちがリーアでその隣のむすっとしたのがリーラ」 ナイト
「ふーん。よろしくな、ナイト、リーア、リーラ」 ナイツ
「ナイト、その紹介の仕方はないだろうが。」 リーラ
「夢じゃない?現実?」 リーア
「夢に決まってるじゃないか。ここはナイトディメンションなんだから。行こう、ナイトピアへ。」 ナイツ
僕はナイツの手を握った。
「うん!」