My小説に悩むワタクシが小説講座。3
3・会話の作り方。
(例3)
マッド「ふう、なんか疲れたな。」
リベロ「そろそろ、作者も眠たいかもね。」
マッド「まぁ、頑張って欲しいんだけどな。」
リベロ「ってか、マッド、さっき抱きついたときさぁ。」
マッド「ん?何?」
リベロ「エプロンに染み付いたんだけど、どうしてくれる?」
マッド「・・・。」
リベロ「ちょっとぉ!どこにいくのよぉ!」
まぁ、はっきり言っちゃって、良くあるパターンです。
でもって、見にくいです。
ただ、これはキャラをあらかじめ作っておくと、
この問題もすぐにすっきりーになります。
(例3 添削例)
マッドを男で乱暴な口使い。
リベロを女で「~ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉ」をよく使う。
「ふう、なんか疲れたんだけど。」
「そろそろ、作者も眠たいかもねぇ。」
「まぁ、頑張って欲しいんだけどな。」
「ってか、マッド、さっき抱きついたときさぁ。」
「ん?何だよ?」
「エプロンに染み付いたんだけど、どうしてくれるのぉ?」
「・・・。」
「ちょっとぉ!どこにいくのよぉ!」
でもね、これだけだとなんかよく分からない。
そりゃあ、普通に俺たちが会話しているときは、
相手の行動を見ながら会話をするから言っていることが分かる。
つまりジャスチャートかそう言うもの。
じゃあ、それを文章でどう表現するかと言ったら「説明」する。
(例3 添削例2)
マッドは手をぱきぱきと鳴らし、
首をぐるぐる回しながらリベロに愚痴った。
リベロもだいぶ疲れているらしく、「う~ん」とうなっている。
「ふう、なんか疲れたんだけど。」
「そろそろ、作者も眠たいかもねぇ。」
「まぁ、頑張って欲しいんだけどな。」
マッドがそう言い終えたとき、
リベロは急に何かを思い出して、マッドを睨み付けた。
「ってか、マッド、さっき抱きついたときさぁ。」
マッドは朝のことなので素っ気なく「ん?何だよ?」と返す。
すると、彼女は台所からエプロンを持ってきた。
どうやら新品らしい。
「エプロンに染み付いたんだけど、どうしてくれるのぉ?」
リベロは先ほどまで疲れはどこへやら、
そのシミの部分をマッドに見せつける。
マッドは苦笑いをしながら、無言でどこかへ立ち去ろうとした。
「ちょっとぉ!どこへいくのよぉ!」
とまぁ、こんな感じ。
ここまでジェスチャーをいきなり入れるのはきついけど、
慣れるとすぐにこういう会話を作ることが出来る。
つまりこの会話を「傍線」での会話だとすると、
その会話でさらにそのキャラの行動を書くことで、
「傍線の傍線」を書くことが出来て、
文章にさらにふくらみを持たせることが出来る。
ここまで出来たらうわぉなので、
会話などにも力を入れてやってみよう。