第3話 旅立ち

第3話 旅立ち

クルゴ 『さてここから本題に入るがおまえは残りの3人を探してもらいたい』

マックス 『!?ちょっとまってよ!探すったってどうやって探せばいいんだよ!』

クルゴ 『その心配は無い。これを見ろ。』

そういってクルゴは目の前の箱を開けた

マックス 『!?これは・・・・』

その中には剣と石版が入っていた

クルゴ 『この石版は予言の石版という。この石盤にはある予言が書いてあり、内容は『4人の勇士が集まるとき』だ。』

クルゴ 『この石版は四つに分かれており四つ集まると予言が完成する。そしてナルガ森への入り口を示す。これはその石版のひとつだ。』

クルゴ 『そしてこの石版は互いに共鳴して、もうひとつの石版のある場所を示す。そしてさっき言った3人もこの石版を持っている。つまりこの石版についていけば三人は見つかる』

マックス 『それでも危険だよ!!外には猛獣とかもいるし、もしかしたら盗賊とかも出るかもしれないじゃないか!!』

クルゴ 『そのためにこの剣があるんだ。この剣を持ってみろ』

マックス 『でも僕剣なんか持ったことないし・・・・』

クルゴ 『いいから持ってみろ』

マックスはしぶしぶ剣を持った
すると・・・・

パアアアアアアアア

マックス 『!?』

持った瞬間剣が光りだした!

クルゴ 『王の一族は男は剣、女は治療の力を受け継ぐ。おまえも例外ではない。』

クルゴ 『その剣はおまえのために作られた『マリンソード』だ。水の力を使うことができる。それに、その剣は念じれば自分の思うとおりの動きをする。剣の腕は関係ない。』

マックス 『・・・・・・・』

クルゴ 『まあ、行くか行かないかはおまえしだいだ。ゆっくり考えて決めろ。それじゃあな』

スタスタスタ・・・

マックス (・・・・自分の過去は知りたい。だけど命を落とすかもしれない・・・・・・)

マックス (・・・・だけど兄弟には会ってみたい。それに命を落とすと決まったわけでもない。それに自分の秘密がわかる・・・・よし!決めた!行こう!)

スタスタスタ・・・・・・

次の日・・・・

クルゴ 『用意はできたか?』

マックス 『うん』

クルゴ 『そうか。あぁ忘れるところだった兄弟の名前を教えておこう。長男はグルス、三男はフィリアム、四男はロード、そして長女のアリスだ。覚えておけよ』

マックス 『うん、わかった。それじゃいくね』

クルゴ 『よし、がんばれよ!』

マックス 『うん!じゃあいってきまーす!!』

こうしてマックスの冒険は始まった

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第156号
ページ番号
4 / 12
この作品について
タイトル
「森」
作者
ダーク一号(タイチャ)
初回掲載
週刊チャオ第154号
最終掲載
週刊チャオ第168号
連載期間
約3ヵ月9日