第2話 真実
マックス 『おじさん!こんなの見つけたよ!』
マックスが日記帳を持って家に入ってきた
クルゴ 『うん?ちょっと貸してみなさい。なになに・・・・・・『日記帳 Prジェラルド』?』
そういってクルゴは日記帳を開いた
クルゴ 『・・・・・・・ふむ、これはだいぶ昔のものだな・・・・・む、これは・・・・・・』
ぱらぱらとページをめくっていたクルゴの手がとまり顔がどんどんけわしくなっていく
クルゴ 『・・・・・・・・・・・・・・・』
そして最後のページを見たクルゴの顔が青くなった
クルゴ 『・・・・・・・マックス、ついてきなさい』
クルゴはそういうと屋根裏部屋へ向かった
マックス 『?』
マックスも言われるままに屋根裏部屋と向かった
クルゴは屋根裏部屋にある大きな箱の前につくととまってマックスの方を向いた
クルゴ 『さてマックス、これから話すことはうそのようだが本当の話だから心して聞いてくれ』
マックス 『・・・・・・・・』
クルゴ 『まず、最初に言おう。私はおまえがこの村で生まれたといったが、それはうそだ』
マックス 『!?』
クルゴ 『本当は『ナルガ森』というところで生まれた』
クルゴ 『おまえはその森の王の息子だ。しかしその王の子は5人いた。その森の掟には『王の子が2人以上いた場合、長男を残して他の子を殺す』という掟だった。』
クルゴ 『そしておまえは次男だったため殺されることになったが、それを哀れに思ったおまえの母は4人の息子を親類の私の他四人にわたし、森から脱出させた』
クルゴ 『私たちはボロボロになったが何とか脱出できた。王に使える者は森から出ることができないため外に出てしまえば安心だった』
クルゴ 『そしてそこで別れ、私はこの村まで逃げてきたのだ』
マックス (ぼくが見ていた夢はこれだったのか・・・・・)
クルゴ 『さてここから本題に入るがおまえは残りの3人を探してもらいたい』
マックス 『!?』
続く