第1話 日記帳

「森」第1話 出発

???? 『ただいま!』

元気いっぱいの声で帰ってきたこのチャオ 名前はマックス

??? 『マックス、お帰り』

このおだやかな声のチャオの名はクルゴ

クルゴ 『今日は何も変わった事はなかったかい?』

マックス 『何もなかったよ』

まずはこの二人の関係を教えよう
クルゴはマックスの父親ではない

マックスは幼いころに親をなくし、このクルゴというおじさんに育てられているのだ

マックスは今11歳
クルゴは30歳といったところだ

午後九時

クルゴ 『さあもう遅い。早く寝なさい。』

マックス 『はーい』

マックスがベットに入る

マックス(また今日もあの夢見るのかなあ、、、)

実はこのところマックスは同じ夢ばかり見るのだ

その夢の内容はこうだ

マックスは誰かに抱かれて走っている

そして後ろから『なにか』が追ってくる

そしてその『なにか』が光を放つ・・・・・・

そこでいつも目が覚めるのだった

そして今日も同じ夢を見た

次の日

マックスは草原を歩いていた

ここがマックスのお気に入りの場所なのだ

マックス 『いつも見るあの夢・・・・・いったい何なのかなあ・・・』

ふとマックスはあるものを見つけた

マックス 『あれ?これは・・・・・本?』

マックスはその本を拾って、題名を読んでみた

マックス 『えっと・・・・『日記帳 Prジェラルド』?何だこれ?』

マックス 『・・・・・・とりあえず家にもってかえろう』

マックスは日記帳を持って家に向かった




??? 『何!あの日記帳を無くしただと!』

部下 『も、申し訳ありません』

??? 『・・・・・・・フム、まあよい。あの日記帳のデータはすべてコンピューターにプログラムしてある。ところで計画は順調か?』

部下 『はい。ただいま40%進行しています』

??? 『よし、わかった。下がってよろしい』

部下 『はっ』

スタタタタ・・・・

??? 『・・・・・・あと残り60%か、それで私が世界の王となるのか・・・・・・・・・』



第1話 終

このページについて
掲載号
週刊チャオ第155号
ページ番号
2 / 12
この作品について
タイトル
「森」
作者
ダーク一号(タイチャ)
初回掲載
週刊チャオ第154号
最終掲載
週刊チャオ第168号
連載期間
約3ヵ月9日