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> 「行かせて頂きま~す♪」
> 小動物達はいっせいに答えた!!

そして20分後・・・
~鬼ヶ島深海部~
「お前か!!鬼のボスは!!」
桃太郎が一番強そうなオニチャオに言う。
「ああそうだが。お前ら不気味な格好で何しに来た?」
何度も言うようだが桃太郎は顔に植木鉢を、そして骨犬、コウモリ、半漁人とくればそう思われてもしょうがない!!
「とりあえず勝負だ!!鬼共め!!」
桃太郎がそう言うと鬼のボスが桃太郎達を指さして
「誰か適当に相手してやれ」
と子分達に言いました。
そしてバトル開始!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結果はもちろん鬼達の圧勝♪
「くぅ。やっぱり2時間トレーニングだけじゃダメか・・・」
桃太郎がつぶやいた。
「短っ!!」
こんな時でもやはり骨犬はツッコムのだつた!!
ん?骨犬が桃太郎の方向に向かって思いっきり走ってきました!!
「くらえ桃太郎~!!今までの恨みだ~!!(弱っている今がチャンス!!恨みを返したらこんな所おさらばだぜ!!)」
骨犬が桃太郎に突進する!!
「ああ桃太郎さん後ろ~」
とっさにバット君とイルカが言った。
「ん?う、うわ~!!」
桃太郎はとっさに両手を前へ出した!!すると・・・
「え?わ、わわわ~!!」
骨犬はキャプチャされてしまった!!
桃太郎の能力がアップした!!
「そうだ。最初からそうすれば良かったんだ・・・」
桃太郎は目を光らせてバット君とイルカを見た!!
「な、なんか嫌な予感が・・・」
「う~ん僕たちまずい状況ですね~」
桃太郎は猛ダッシュでバット君達の所へ来て言った。
「君達・・・悪く思わないでくれ」
「や、やっぱり・・・」
「こうなっちゃうんですね~」
桃太郎は二匹を持ち上げて・・・
「秘技!!無限抱っこじや~!!」
「やめて~~!!!」
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桃太郎スキルALL9999
「な、なんとか生きていたみたいですね」
バット君達はちゃんと助かったみたいですね。
イルカは気絶しているけど・・・
「さぁそろそろ戦おうか?オニチャオ君♪」
もちろんオニチャオ達は・・・
「ま、負けました・・・」

こうして桃太郎達はカオスエメラルドを無事取り戻し、世界は平和になったとさ♪
めでたしめでたし。
え?ケロベロスはどうしたかって?
知りませんよ(笑)。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第26号
ページ番号
4 / 4
この作品について
タイトル
もしも桃太郎がチャオだったら・・・
作者
まわしげり
初回掲載
週刊チャオ第26号