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むか~し昔、3日前(早っ)
とんでもないところにじいさま(剣道3段)とばあさま(趣味 音楽鑑賞)が住みついておったそうな~。
んでもってじいさまは山へ狩りに・・・
ズド~ン
「ふったわいもない」
ばあさまは川へ地元のレガッタ(ボートレース)に行ったそうな~。
ザハザバ~
「は~はっはっはっ今日は調子がええぞ~」
ばあさまは猛スピードでぶっちぎり、みごと1位になりました。
そしてある使用品を貰って家に帰ってきました。
「じいさまやレガッタで1位になって賞品にジャンボ木の実を貰ってきたぞ~」
火縄銃を磨いているじーさまのところにばあさまが巨大な木の実を引きずって帰ってくると、じいさまはものすごい笑顔でばあさまに 近寄ってきました。
「ばあさまや良かったな!!ほんならさっそく食うべ!!」
そういってじーさまは巨大な斧を持ってきた!!
「よっこらしょ~(剣道続けて早10年~(チャオなので短い))」
じいさまが斧を思いっきり振り下ろして木の実を割ったその瞬間!!
ザクッ
「・・・・」
ばあさまは口をぽかんと開けている。
「は・・はわわわわわ」
なんと木の実の中からチャオが出てきたのだ!!
「ぐぎぎ・・・し・・ん・・けん・・白刃・・ど・・り!!」
木の実チャオは斧を受け止めた!!
じいさまがおそるおそる斧をどかすと
「ったくいきなりなにしやがるんでぃ!!オレは天下の桃太郎様だぞ!!」
桃太郎は素っ裸で自慢した!!
「いや、てゆーか桃じゃないじゃん」
じいさまはあまりのできごとに喋り方が今風になった!!(今風なのか?)
じいきまの言葉に反応して木の実をじろじろ実ながら木の実チャオは答えた。
「ああ木の実になっちゃたんだ。ホントは桃だったんだけど作者がチャオの話だからこれで我慢してくれって」
「そ、そうですか・・・」
じいさまとばあさまはまだ驚いているみたいだ。
「そういう訳なんでオレ今日からここにお世話になますんで」
「あ、ああそうですか」
「やっくりしていってくださいね」
桃太郎「は~い」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ってなんの義理があってわしらがお前の世話わせにゃならんのだ~~!!!!」
桃太郎は木の実の中から「桃太郎」と書かれた1冊の本を取り出して読み始めた。
「え~と「おじいさんとおばあさんは桃太郎を自分たちの家に住ませることにしました」ってこの本に書いてあるよ」
桃太郎は当たり前のように言いました。
「そ、そんなもん知るか~!!」
まあとりあえずそんな訳で桃太郎はじいさまとばあさまの家に勝手に住みついたとさ♪

このページについて
掲載号
週刊チャオ第26号
ページ番号
1 / 4
この作品について
タイトル
もしも桃太郎がチャオだったら・・・
作者
まわしげり
初回掲載
週刊チャオ第26号