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はっはっはー

ここはさいこーだー

チャポンはお風呂で遊んでいた。

ここの注意書きに
[お風呂で泳いだりアヒルを浮かべて遊んではいけません]
と書いてあったのを無視しているらしい。

突然声がした。

「チャオチャオダイブ―」
ざっぱあん

チャオチャオがやってきた。
「おーい!へっぽこ迷探偵チャポン レストランに頭の上のあれを忘れてるぞ」
チャオチャオが言った。

チャポンはしかたなく出て行った。

レストランとロビーをさえぎるガラスには黄色い木の実が張りついていた。
チャポンはチャオチャオがやったんだろうと思い,レストランに入った。

レストランに入ってみると案の定
チャオのあれがレストランを漂っていた。

ちゃおのあれは持ち主から離れると漂う性質があるのだ。

扉などにさえぎられた時そうなる。

チャポンはそれを頭の上に浮かばせた。

ロビーのチャオは立ったまま寝ていたのでチャポンは顔に落書きして風呂に戻った。

「チャポンドライブ―!」
ざっぱーん!

チャポンはチャオチャオを狙ってキックした。

「やあやあチャポン君 君はここのロビーのチャオさんとレストランのチャオさんの面白い話を聞かなかったのかい?」

ふり向くとチャオチャオが言っていた。

チャオチャオが言った。
「君も迷探偵として失格だな」

「なにを」

「ではその話を聞かせてやろうか?」

「しょうがねえな」

「チャポン君 それでは君でもわかるよう簡単に話してやろう」

「ロービーのとレストランのとはおさななじみだった。
 でもあるときロビーのはレストランのを裏切った。
  それでこの話は終わり。簡単だったでしょ」

「どう裏切ったのさ?」

「そんなことより遊ぼうや」

「話をそらすな チャポンドライブ!」
「くらうか!チャオチャオスピン」
ザババーン!!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第117号
ページ番号
2 / 7
この作品について
タイトル
名探偵チャポン 金竜山の怪
作者
チャピル
初回掲載
週刊チャオ第116号
最終掲載
週刊チャオ第118号
連載期間
約15日