19話 ~復活のとき~
チャルン 「さぁ、パーティが始まるぜ。」
チャルンが指笛を吹くと周りの扉はとじてしまった。
プラム達は今、何も無い四角い箱にいる…と言う状況である。
チャルン 「これで逃げられないぜ。」
プラム 「皆、油断するな。」
フェリル 「言われなくても分かるわよ…」
その頃グランドヘッドでは…
ユーロ 「急いで奴らを追跡するぞ。」
鎧竜 「しかし間に合わないぞ。」
リリー 「あ~、もう、焦れったい。」
ギ・エン「………」
ユーロ達が迷っているのを後目にミヒューたちは保管場所に進んでいった。
ミヒュー 「後一寸ナノサ。」
ゼノン 「…………ん?」
保管庫がある建物の前にチャオが2匹いる。
ミヒュー 「関係ないノサ。無視するノサ。」
ゼノン 「……無理だ。」
何と、建物の前にいたのはチャックンだった。
そして隣にはジェルフェがいた。
2匹はまるでミヒューたちを待っていたかのように立っている。
チャックン 「待ってたぜ。ミヒューさんよぉ。」
ジェルフェ 「ユーロ達から連絡があったわ。」
ゼノンは2匹を無視するように歩いていった。
チャックンとジェルフェは空かさず武器を構える。
ゼノン 「怪我人に興味は無い、消えろ。」
チャックン「あんまり甘く見ない方が良いぜ。」
そういうとゼノンは納得したかのように短剣を構える。
ゼノン 「それが貴様等の意志なら闘う。」
ミヒュー 「じゃ、アタイは女をやるヨ。」
ミヒューもつえを構える。非常に無気味な杖ではっきり言うと趣味が悪い。
チャックン 「よ~し、復活したからには暴れるぜぇ。」
ジェルフェ 「行くわよ!」
続く