18話 ~2匹の闇~

プラム達は…

??? 「貴様等は誰だ?」

古臭い台座にはダークチャオが座っている。
襲ってくる気配はしない。
 
プラム   「ん?…お前…会ったことあるな。」
ティカチャル「ブーニの時のあのチャオ達ですね。」
ロンチャオ 「こんな所にも居たとはな…」
???   「あのときの奴らか…シグマめ…負けたな。」

仲間が負けたと言うのに冷静な目つきでプラム達を見る。

フェリル 「!?」

フェリルが何かの気配を感じてすかさず戦闘の構えになった。
ルナも気配を感じたのか、戦闘体制に入る。
数秒後、地震が発生した。

ロンチャオ 「な、何だ?」

地震は2分ほど続いた。
………
地震が治まりプラム達は身を寄せあい戦闘準備に入る。
当たりを見回してもさっきのチャオはいない。

プラム 「ちぃ、消えたか。」
ルナ  「いや、彼が消えたのでは無く私たちが見えていないのです。」
フェリル「彼はグランドヘッドを襲っている奴らじゃ無いの?」
ルナ  「はい、チャルンではありません。多分…」

彼の声でアナウンスが聞こえた。

??? 「我が名はライ。闇四牙の一匹だ。」
プラム 「やはりな、正々堂々出てこい。」
ライ  「お前の目の前にいるぞ。」

ライは目の前にいるを言っているが実際プラムの前には誰もいない。

ライ   「貴様等とは戦うつもりは無い。さっさと出ていけ。」
ロンチャオ「悪いが断る。チャルンとか言う奴を倒すまではな。」
ライ   「貴様等、チャルンに挑むつもりか?」

からかっているような喋り方でライは話す。
フェリルはパソコンをいろいろといじっている。

ライ 「良いだろう。チャルンを呼んでやる。」

すると、ライは指笛を吹いた。
ライが座っていた隣に台座に光の渦が現れた。
渦が消えるとチャオが一匹座っていた。

??? 「ライ!何故俺を呼んだ?」
ライ  「五月蝿い、奴らが貴様に勝負を挑んだので呼んだまでだ。」
??? 「この輩共か?」

ライとは別ですぐ喧嘩を初めてしまいそなうなタイプである。
恐らく力も波の物では無いだろう。

チャルン 「良いだろう…このチャルン、闇四牙の名にかけて負けはせん。」
ライ   「俺はPプロジェクトを起動させる。」
チャルン 「おう、お互いがんばろうゼ…」

そういうと通信は切れチャルンも剣を構えた。
プラム達もいつでも良い体制を取っている。

プラム 「いくぞ…!」
チャルン「パーティーの始まりだぜ…」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第100号
ページ番号
15 / 20
この作品について
タイトル
レジェンド・チャオ・バトル
作者
忍者(まるまる)
初回掲載
週刊チャオ第89号
最終掲載
週刊チャオ第107号
連載期間
約4ヵ月7日