13話 ~大会中断~

あらすじ
 なんとか?鎧流に勝利することができたロンチャオ
 このままの調子でいけば勝てる。
 どうなるのか?


ティカチャル 「いってきますね。」

ティカチャルを待っていたのは、
翼をまとった天使のような姿のチャオだった。

?     「あなたが相手かしら?」
ティカチャル「いや、普通分かるでしょう」
?     「っ…生意気な奴」

審判がまたやってきた。
そろそろ審判を叩いておかないと五月蝿くてたまらない。

審判 「ここで重大発表あります。」

選手、観客、どちらもざわめきはじめた。
審判は入ってきた扉に向かってゴニョゴニョ言っている。
すると、奥からボディーガードのチャオ4匹、
最後に1匹チャオがきた。

審判 「この方はこの都市、グランドヘッドも守護している、
    聖剣騎士団の長、ルナ様です。」

ルナ 「え?もう?早くない?」

審判 「急いで下さいよ~」

ルナ 「皆様、本日は私の主催の大会、GHに
    お集まり頂きありがとうございます。」

ロンチャオ 「あれが主催者か」

ルナ 「このGHの大会は……」

長いので大切な部分だけ(ぉ
ルナがいうにはこの大会はエメラルドを渡すだけではなく、
もう一つ目的があるらしい。
それは、聖剣騎士団への入団という条件があるというのだ。

プラム 「きいてねぇぞ、おい」
フェリル「パンフレットにもそんな内容は……っ!」
プラム 「どうした?」

フェリルが指を指していたのは
パンフレット表紙右下に書いてある。

~なお、エメラルドを受け取る場合、
 聖剣騎士団への入団命令をくだす。~

ルナ  「わかりましたか?」
フェリル「悔しいけど本当だわ」
ルナ  「えと、次は…」

ボォォォン
ルナが喋りかけようとしたとき、
ドーム右側の扉から煙りが出てきた。

? 「ルナぁ、貴様が出てくるのを待ってたぜぃ」
ルナ「?」

扉から5匹ほどダークチャオが入ってきた。

ティカチャル 「ダークチャオ!?」
ダーク    「くたばれぇ、ダークサイクロン」

竜巻きがルナの方に飛んでいく。
ルナはとっさのことなので動揺している。
ボディガードも恐らく役に立ちそうにない。

ルナ 「っ…」

しかしチームユーロの方から声がした。

??    「いくぞ!、ジェルフェ」
ジェルフェ 「はいっ」

ドームは、光で満ちあふれた。


光が消えたときにはダークチャオはいなく
奴らの武器だけ残っていた。
ルナもジェルフェが持っている。

ジェルフェ 「ユーロ、成功したよ」
ユーロ   「よし、いいぞ」

ドーム内は不思議、混乱、興奮、いろんな気持ちが溢れている。

プラム 「あいつら、何を?」
フェリル「ただ者じゃないわね」

しかし、ジェルフェはよろめき、そして倒れた。

ユーロ 「ジェルフェ?」
ジェルフェ「すいま…せん」

ジェルフェの背中には何かがかすった後があっった。

ユーロ 「ジャッジメントがかすったのか。…審判!」

審判はうずくまっている。そんなに恐かったのだろうか。

ユーロ「ジェルフェを運べ。今すぐに」
審判 「え?あ、あ、分かった」

しかし大会はどうするのであろうか。
次第に観客がざわめきはじめ文句を言う奴もあらわれた。
そこでにルナがやってきた。

ルナ 「プラム殿、ユーロ殿、ジェルフェ殿が倒れ
    プラム殿のチームの勝利、これでいいの?」

ユーロ「俺様はいい、しかしプラム殿、俺様と勝負しないか?」
プラム「そうだな、俺もプライドが許せねぇ」
ルナ 「分かりました。」

ルナは観客達をしずめマイクをとった。

ルナ 「皆様、GH優勝チームはチーム・プラムとなりました。
    盛大な拍手を!」

観客 「わぁぁぁぁぁぁ」

拍手や歓声、奇声等が聞こえる。

ルナ 「さらに、いまから各チームリーダーによる、
    エキビションマッチを行います。」

観客は興奮してドーム内のテンションは最大になった。

ユーロ 「俺様には勝てねぇよ」
プラム 「やってみなくちゃわかんねぇぜ?」

熱血同士の戦い、どうなるか?
続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ新春記念特別号
ページ番号
13 / 20
この作品について
タイトル
レジェンド・チャオ・バトル
作者
忍者(まるまる)
初回掲載
週刊チャオ第89号
最終掲載
週刊チャオ第107号
連載期間
約4ヵ月7日