12話 ~ロンチャオVS鎧竜~

あらすじ
 フェリルが勝ち1ー1となった。
 次の相手は?


歩いていった先にはもう相手がいた。

???「君が相手かい?」

いきなり聞かれた(ぉ
ロンチャオは首を縦に振った。

ロンチャオ 「お前が鎧竜か?」

奴は他の奴らとは不陰気がちがかった。

ロンチャオ 「やけに甘く見ているようだが?」
鎧竜    「気のせいですよ」

ロンチャオにはそうにはは思えなかった。
スタンバイ完了後、審判の声が響く。

審判    「ヨッシャー!始めるぞ」
ロンチャオ 「さっきとテンション違うな。」
審判    「盛り上がらないと」
ロンチャオ 「調子乗りはじめたな」

鎧竜は貧乏揺すりのようなものをしていた。
その視線は鋭くロンチャオにはゾクッとするものであった。

ロンチャオ 「おい、早くはじめたほうがいいぞ」
審判    「あ、ああ、それでは始めっ!」

ゴォォォォォォ……
とたんに砂煙りが舞った。
その煙りはロンチャオを取巻きドーム上になった。

ロンチャオ 「くっ……これじゃあ見えないな」

鎧竜の声が聞こえる。

鎧竜    「お前には、死んでもらう」
ロンチャオ (どういうことだ?まるで別人だな)
鎧竜    「ドラグーンバースト」

とたんに炎が飛んでくる。
ロンチャオは余裕で回避したが敵の姿が見えないままであった。

ロンチャオ 「ちぃ…煙りから出るか」

しかし鎧竜がいる中、煙りに入るのは自殺行為であった。

ロンチャオ 「煙りがはれるのを待つか?」

しかし鎧竜は、時々地面を叩く音がする。
これは地面を叩き砂煙りを出しているのだと思う。

ロンチャオ (このままじゃ次の勝負のときもヤバいな)

確かに地面を叩くと地面は割れ次の勝負が不利になる。

ロンチャオ 「こうなったらあの弾だな。」

ロンチャオは銃の弾をかえた。

ロンチャオ 「いくぞ、ロンロックバーストプラズマキャノン」

電撃の弾が煙りに向かっていった。
そして、

鎧竜 「ぐぉぉ」

見事命中。

ロンチャオ 「この弾は防御しない限り避けられるはずがない」
鎧竜    「いいでしょう。ボクもいきます。」

そして、また消えた。

ロンチャオ 「同じ戦法は無駄だ」
鎧竜    「甘いですね」

ロンチャオが銃を構えて撃った
バキュゥゥゥゥン

鎧竜    「後ろにいますよ?」
ロンチャオ 「なっ…ぐぅ」

ロンチャオの撃った弾は鎧竜をホーミングして自分に当たった。

ロンチャオ 「こ、こうなったら」
鎧竜    「?」

ギュオオオオオオン
ロンチャオが消えた。

鎧竜    「スピードのない癖に。何故だ?」

鎧竜がいっても風の音しか聞こえない。
会場には砂煙りが立ち込める。

鎧竜    「ちぃ、どこだぁ!」

ロンチャオの姿はない。
それどころか音も聞こえない。

鎧竜は歩いた、
慎重にその鋭い目で見た。

鎧竜      「砂煙りが消えない?」
ロンチャオの声 「ご名答」

まだ何もいっていないw

煙りが鎧竜を包み形となった。
煙りがかわりロンチャオとなった。
そしてロンチャオは鎧竜の頭に銃を構えた。
鎧竜の剣も弾き飛ばした。

ロンチャオ 「ジ・エンド」
観客    「おおおおぉぉ」
鎧竜    「ちっ、俺の負けか」

審判はさっきよりもテンションをあげていった。

審判    「ロンチャオの勝利ぃ!ひゃっほう!」

ここまでくるとロンチャオもつっこめない。

ベンチに戻ると、

プラム   「ファァぁ…」
ロンチャオ 「寝てた…のか?」
プラム   「え?あ、その、えと」
ロンチャオ 「何もいうな…はぁ」

プラムはねていたらしい。
なんとも陽気なものだ。

ティカチャル 「じゃ…いってきますね」
フェリル   「いってらっしゃ~い」

2ー1、どうなるのか。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第95号
ページ番号
12 / 20
この作品について
タイトル
レジェンド・チャオ・バトル
作者
忍者(まるまる)
初回掲載
週刊チャオ第89号
最終掲載
週刊チャオ第107号
連載期間
約4ヵ月7日