第拾弐話
奴は倒れた
もうこの力を制御できなくなったから
そして
力の暴走が始まる
第拾弐話ー破壊神の力
頭の中には何も写らない
ただ邪悪が渦巻くだけ
こんな事になったのは
全て他人の仕業
野望を果たし
それで満足する
後のことは考えない
そして奴は立ち上がった
昔の自分ではない
今の自分は
操られるように動く
ただの人形
頭の中は真っ黒
力が奴を突き動かしているから
あの星で終わりではない
あの星で始まった事
全ては地獄の底に叩き落される
奴によって
奴は飛び立った
今の奴の頭には
地獄に叩き落す
過去には戻れない
戻って現在の状態を直す事はできない
もう始まってしまったから・・・・
全ては手遅れ
もう止める事は
できない