第八話
全ては天の命
第八話ー闇黒使
・・・・残り1日・・・・
リオン「いやぁおかげで助かりましたよ」
カルル「まさか君がフォルガとかってのと兄弟だったとは」
イング「弟はいい奴だが兄は残忍だと」
レオ「へぇ」
リオン「で、ボクがこの庭に何をしに来たか言ってなかったね」
メロン「そうだねメロン」
リオン「ボクは闇黒使と言って天から命を受けたものなんだ」
カルル「闇黒使って何?」
リオン「天から命令を受けて闇黒の力を授かったんだ」
レオ「ほぉ難しい話だな」
リオン「ボクと兄さんと他にも一人いるらしい」
シャド「ふむ」
リオン「で、兄さんはその力を使って殺し屋をしている」
イング「つまり悪用ですね」
シャド「その天から受けた命令ってなんだ?」
リオン「ダークガーデンを研究して悪用しようとしている人間がいるらしい」
メロン「アストロって奴かな?メロン」
リオン「あの庭は人工的に作られたらしい、あの庭は「庭」じゃないという説もある」
カルル「ガーデンじゃないの?」
リオン「人工的に作られた「ガーデン」だけど他の姿があるらしい」
レオ「要塞とか城とかか?」
リオン「それもあり得ない事じゃない」
イング「まぁいろいろとあるわけだね」
リオン「そしてその姿になると・・・・この世界は壊滅する」
・ ・ ・ ・ ・
カルル「ぇ?何で?」
リオン「もうあのダークガーデンは「庭」と化しているんだ」
レオ「で?」
リオン「あの庭はこの世界の中心になっていて、あの庭からエネルギーを蓄えている庭が多いんだ」
メロン「どんどん難しくなっていく・・・」
カルル「なんで庭にエネルギーを使うの?」
リオン「海や森とか山とかを作るのに必要なんだ」
・・・・少しだけ静かになった
リオン「そしてあの庭の姿が変わるときに莫大なエネルギーを使うはずだから・・・」
シャド「チャオワールドの庭は壊滅するのか」
レオ「そのアストロとかって人間は何をたくらんでいるのやら」
リオン「そこまでは分からないね、でも阻止しないと危ないんだ」
カルル「で、どうするの?」
リオン「ここにいてもしょうがない」
イング「でも、このガーデンの復旧作業とかはいいの?」
シャド「そんなことをしている暇はないって事だな」
リオン「そう」
ダークガーデン
アストロ「あと1日やで~」
???「何をするのだ?」
アストロ「実は城の地下に操縦室があったんだよね~」
零「で、何をする?」
アストロ「もう十分な魂とエネルギーはたまったから、そろそろこのガーデンを真の姿に」
フォルガ「あと1日か」
零「変形するときのきめ台詞はどうしようか」
アストロ「チェーンジ!ゲッ○ー○イガー!とか?」
???「パクリ」
フォルガ「どうでもいいだろ」
見事に突っ込まれて全員黙った