第六話

なんだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!

城に叫び声が響く
大王が驚いた声だろう

第六話ー最後の手

カルル「そにっく大王驚きすぎです」
そにっく「俺は平仮名か」
ているす「私も平仮名です」
レオ「なんだ、ているす大臣」
ているす「で・・・・その庭がこっちに向かってきているのは本当ですか?」
ネオス「何回も言ってるだろ!」
シャド「取りあえず一刻を争うからな・・・・どうするんだ」
そにっく「国民に避難勧告を」
イング「何処に逃げるの?」
そにっく「・・・・・ぁ」
ているす「駄目じゃないですか」
カルル「何とかして食い止めないとなぁ・・・・」
そにっく「一晩寝て考えることにしよう」
ネオス「一刻を争うって言ってるだろぅが」
メロン「耳の悪い・・・」
そにっく「じゃあどうするのだ」
カルル「取りあえずそれをいいに来た」
レオ「もうどうしようもない」

シャドはふぅとため息をついて言った
シャド「手段は一つだな」
そにっく「なんだそれは」
シャド「全員で戦うんだな。それ以外にこの庭が助かる方法はない」
ているす「だから、それ以外の方法を考えているんだぁ」
レオ「それしかないか」
カルル「戦うのかぁ」
メロン「僕も?」
そにっく「・・・戦争か」

チャオガーデンにサイレンが響く
「城に集まれ」というサインだ
国民が続々と集まる
なんだなんだという顔をして集まってくる

そにっく「何でもこの庭に変な庭が近づいてきているらしい」
国民A「それで?」
そにっく「そしてこの庭を征服すると考えているらしい」
全員が静かになった
顔が青ざめている人もいる
国民B「それで・・・・何をしろと」
そにっく「この庭を代表して戦争に出る・・・というものはいるか?」
また静かになる
そにっく「・・・・・」

・・・・・・・一人だけ手を上げている
背の低いチャオ 目は青
???「ボクは戦いますよ」
そにっく「一人だけか?」
???「この庭の運命がかかっているというのに・・のんびりした国民だな」
何者かがそういうと
一斉に手を上げる
そにっく「おぉ全員戦ってくれるのか」
カルル「すごい説得力だなあいつ」
レオ「あれって説得じゃないぞ」
メロン「脅し」
ネオス「で・・・誰だろうね」
リオン「ボクの名前はリオン。色々とあってこの庭に来た」
レオ「耳が良いな君は」
リオン「番犬並ですよ」
カルル「良すぎだろ」

そにっく「全員武器を倉庫から取ってくるのだ好きなもので良いぞ」
ているす「そんなにありませんよ」
そにっく「貧乏だからしょうがないだろう」

国民全員鎧を着て剣や銃、槍などを持っている
そにっく「多分そろそろこの庭に来るだろう」

ダークガーデン
アストロ「どうしよ・・・」
???「何がだ」
アストロ「いや・・・・機械兵士が一体もないんだ」
フォルガ「ダメだなお前」
アストロ「五月蝿いなテメー」
???「未完成チャオ型サイボーグ“オモチャオ”は?」
アストロ「あぁその手があった」
零「何だそれは」
???「チャオに何故か似せて作った戦争用サイボーグさ」
零「ほぉ」
フォルガ「俺は戦争に出れないのか?」
アストロ「望むなら出してやってもいいけど」
フォルガ「じゃあ参加させてもらうぜ」
零「私は遠慮しておく」
アストロ「そうか・・・あと一人助っ人を呼ぼうか?」
フォルガ「いや、いらねぇ」
???「用意できたよ」
アストロ「じゃあ出撃させてくれ」

チャオガーデン
そにっく「全員いつ来ても大丈夫なようにしておくこと」
国民「おぉぉぉー」
カルル「また・・・凄いことになったな」
イング「とんでもないですね~」

イングは気楽に言った
シャド「ある意味お前は楽で良いな」
イング「ナンデッ!!」

国民は武器を手にし 戦う

このページについて
掲載号
週刊チャオ第183号
ページ番号
8 / 19
この作品について
タイトル
黒の世界ー第二部ー
作者
アストロ(ドラゴチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第180号
最終掲載
週刊チャオ第190号
連載期間
約2ヵ月12日