第五話

フォルガ「暇だな」

???「まぁもうちょっと我慢しろ」
フォルガ「あとなんか殺し屋を雇っているっていう話じゃないか」
アストロ「あぁ、コイツが次元をぶち破ってくるとか言ってた奴か」
???「黙れ」
フォルガ「で、そいつは来ないのか?」
アストロ「さぁ?来るんじゃないの?」
???「呼びましたか?」
アストロ「うひゃぁ、いたのかYO」
???「かなり前からいました」
アストロ「あんた気配消すの上手だね」
???「さて私の目的はカルル達をぬっ殺すことですよね」
アストロ「その通りだすよ」
フォルガ「だすってなんだよ」
???「分かった、これはあくまでも私の復讐だ。君たちに関係は無いから」
フォルガ「手をだすな!ってことかぁ?」
???「そう」
アストロ「取りあえず頑張ってくださいな」

第五話ー復讐

カルル「チャオガーデン・・・」
レオ「大丈夫か?」
ネオス「多分そろそろ着くだろうから」
シャド「そうだな・・・」

チャオワールド内 チャオガーデン
カルル「で・・・・どうするのさ」
レオ「やはり大王様に伝えるか?」
???「そこまで」
メロン「誰アンタ」
零「私の名前は零だ」
カルル「それで貴方がなんのようだ」
零「貴様たちが師匠を殺したときいて来たのだ」
レオ「ハ?誰だそれ」
零「貴様たちしらばくれるつもりか」
カルル「誰だか知らないし」
零「むむ・・・・じゃあ“斬”師匠を殺したんだろ」
レオ「斬って誰だっけ・・・」
シャド「確かダークガーデンの四天王だったような・・・」
カルル「僕が剣もらった人だ」
ネオス「あれは奪ったんだろ」
零「むむ・・・貴様たちは殺したかときいているのだ」
カルル「多分死んだよね」
零「やはりな、貴様たちは地獄行きだ」

零は背中の刀を抜く
カルル「この一大事というのに」
零「問答無用!」
カルル「うっひゃ怖いな」
零「剣義・三日月・・・!」

ズバッ
レオ「ぐ・・・・何だ今のは?」
カルル「あれ?何処いったんだ?」
零「ふふ・・・見えないか」

ズバッ
カルル「う・・・・見えないよ!?」
零「ここでくたばるんだな」

ズババババババババ
レオ「くっ・・・」
シャド「なんとかできないのか」
カルル「うーむ・・・」
ネオス「しょうがない伝説の破壊魔法を使ってやる」
カルル「あったなら最初に使え!」
ネオス「行くぞ最大魔法グランド・ボルケーノ!!!」

広場全体を火炎が包み込む
カルル「ぐぁぁこっちも巻き添え食らうじゃないかぁ」
レオ「流石に生きてられないだろう」
零「ふふ」
カルル「なぬ?」
零「忍術さ」

零は傷一つない カルル達は傷だらけ(チ~ン
零「そろそろ楽にしてやる」
カルル「ぐぬ・・・」
零「斬月!!!」

凄まじい威力とスピードでカルル達を襲う

カルル「ふっ・・・この最強の奥義があると知らなかったのか!!」
レオ「一人だけ逃げるとかって言わないよな」
カルル「逃げるわけが無い!必殺のアイテム!!“無敵状態”!」

・・・・・・・ズバッ
レオ「こ・・・この野郎!!!」
ネオス「卑怯だ・・・・」
シャド「ずるいな」
カルル「ぐふふふふ・・・」

ドガバキベキボカボコバリバリムシャムシャ(!?
カルル「・・・・致命傷」
零「ふむ・・・・・」

零は刀をしまう
カルル「ど~した・・・かかってこいや」
零「本当にお前達が師匠を殺したのか?」
レオ「まぁそれなりに」
零「はぁ・・・?お前たちみたいに弱い奴が殺したとは思えないな」
ネオス「侮辱だ」
零「命をとるのはまた今度にしよう」
カルル「ほっと安心」
零「もっと強くなったら、そのとき本当に師匠を殺したのかためさせてもらうおう」
シャド「・・・・」
零「さらば」

零は消えた
カルル「慌ただしい奴」
レオ「取りあえず城に向かおう」

ダークガーデン
アストロ「なんだ・・・殺さなかったのか」
???「もったいないな」
零「あいつ達が本当に師匠を殺したとは思えなかった」
フォルガ「命令が聞けないのか」
零「貴様に言われたくないがな」
フォルガ「なんだとぉ!」
アストロ「まぁいいや~ほんと面倒だな」

チャオガーデン侵略まであと1時間

このページについて
掲載号
週刊チャオ第183号
ページ番号
7 / 19
この作品について
タイトル
黒の世界ー第二部ー
作者
アストロ(ドラゴチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第180号
最終掲載
週刊チャオ第190号
連載期間
約2ヵ月12日